2022-01-01から1年間の記事一覧
早期退職し信州に移住するにあたって、いつか「脱学校」の青少年支援をしたいという思いがあった。自分たちの生活基盤を整え、修行で身につける予定の様々な技能を伝授できる力量が身についたら、「脱学校」の若者を支援したいという願いだ(虹色ラボ計画)…
ラボ2畑。ユメアサヒ、スペルト小麦、ライ麦の3種類の麦類を栽培中。今季は作付面積をぐっと減らし、種の採取と栽培実験を主目的としている。 何度も雪の下に埋もれたが、例年になく、元気に青々と育っている。パーマカルチャーもちづきに通い、ニックさんに…
3/6、まことさんのワークショップで竹でモノを作る楽しさとコツを教わった。3/24、その成果を生かすべく、竹の箸を試作してみた。自宅前の竹林で伐採した竹をナタで割り、必要な道具を揃えて準備完了。 制作前、方針を立てた。・「箸を作ろう(箸の形にしよ…
『週刊金曜日』4/1号で興味深かった記事。平和学の研究者であり、実践者である君島東彦(きみじま あきひこ)・立命館大学教授へのインタヴュー記事。日本の状況を含めた現状の問題点、非武装非暴力の抵抗、日本国憲法の平和主義。世界の平和のために私たち…
3月6日のこと。最近親しくなったMさんが主催する「竹のバターナイフ・ワークショップ」に参加した。導入、進行、教え方、さまざまな配慮、すべて完璧!さすが!そしてMさんの人間力の賜物でしょう、参加された皆さんも志をもってさまざまなことに取り組んで…
ロシアがウクライナ侵攻を開始した直後の2月25日、曾我部恵一さんがYouTubeに“Beginners”と題する楽曲をアップロードした。視聴して歌詞を読んだ時、うまく表現できない不思議な感覚にとらわれた。Keiichi Sokabe - Beginners www.youtube.com https://www.y…
私がポリヴェーガル理論に希望を見出すのは次の2点である。 ① AさんにトラウマやPTSD(以下、トラウマ等)が生じたのは、Aさんが異常なのではなく、Aさんの神経系や身体が正常に機能した結果であると説明している。 → トラウマ等の肯定的側面に気づき、自分…
ビッグイシュー2022年3月15日号に興味深い記事が掲載されていた。トラウマセラピスト・花丘ちぐささんを取材した「哺乳類が持つ、第3の自律神経とは?」という記事。概要は次のようなものだ。 自律神経は交感神経と副交感神経の2つだと考えられていたが、第…
・琉球八景 MV いんやくりお www.youtube.com https://www.youtube.com/watch?v=QRcdOJ2goR0 スケールの大きさと繊細で優しい感じとを兼ね備えた素晴しい曲だと思う。ひとつひとつの映像も魅力的。社会の中で文化の境目に立つ人々への配慮や平和を願うメッセ…
Zoom等インターネットを利用して、概ね16~20才の若者に「在宅学習を補完する学びの場」を「無償提供」できないかと、さまざまなことを調べたり、学んだり、思索したりしている。 私が個人的に「無償提供」を強く意識しているのは、これまでの人生で得た知識…
3月10日といえば、1945年、米軍機が東京大空襲を実行した日。我が家ではこの日は「味噌づくりの日」。今年もこの日、今年6回目の味噌づくりを行った。味噌への感謝の気持ちを込めて丹念に味噌を仕込んだ。 我が家では、ほぼ毎食、味噌汁を頂く。そして、その…
●●を起こして利益を得たい存在があり、そのために●●が起こされる。●●の本質は、国と国とか、国々と国々とかの対立なのではない。 多くの庶民は情報操作その他により真実を知らされず、あるいは、真実から目をそらされて、正義のために、祖国を守るために●●し…
日本で暮らしている人々にとっての切実な社会問題だった原子力発電所。2011年、私にとって、友人・知人はじめ福島県周辺で暮らす人々の具体的重大問題になった。しかし、その頃、私はあまりにも無知だった。2015年、自分が甲状腺ガンを発症し、映画「小さき…
理由はさまざまだろうが、高校に行きたくてもいけない、行きたくないという若者は今でもたくさんいるようだ。そんな若者がこれからもっと増えていくかもしれない。 高校には通ってるけれど、将来自分がどうやって生きていくのか、生きていくことへの不安が解…
※ 本日2022年3月1日10:30の印鑰 智哉さんのFB投稿記事を自分なりに要約してみました。https://www.facebook.com/InyakuTomoya/posts/6266291560064288 世界の注目を集めているウクライナの危機。一方で、生命を危険に陥れる紛争が世界各地で続いている。戦…
音楽家パブロ・カザルス(1876-1973:スペイン・カタルーニャ生まれ)にまつわるエピソードを紹介する。 カザルスの弟・エンリケ宛てにスペイン陸軍から召集令状が来た時のこと。エンリケの母・ピラールはエンリケに言った。 「お前は誰も殺すことはありませ…
ロシア軍のウクライナ侵攻に平和を願う声が高まっている。 今、自分たちに何ができるのか?という声も高まっている。 だれでも簡単にできる方法がある。 それは祈ること。 祈りを集中させること。 多くの人々の祈りが集中すればその祈りは実現するという説が…
音楽家・映像作家として著名な彼とセッションなどできるはずはない。リンリンと優しい音が出るサウンド・ハートを彼の音楽に合わせて鳴らしてみただけだ。ただそれだけなのだが、ほんのわずかな時間で、気持ちが緩み気分一新(リラックス&リフレッシュ)で…
ふと、あることを思いついて段ボール箱の中からごそごそと楽器類を取り出してきた。 (*左から、小学生のときに学校の授業で使っていたソプラノリコーダーとハーモニカ、特別支援学校勤務時代に愛用していた和太鼓のバチ、ギターのチューニング道具とメトロ…
2017年のサティシュさんの講演で1つだけ気になったのは運動方針に関する次の箇所だ。辻信一さんの同時通訳を書き起こしてみた。 ◆サティシュ・クマール「グローバルから、ローカルへ。豊かさから、幸せへ」(「しあわせの経済 世界フォーラム2017」) 講演動…
7.一人ひとりが、ローカル経済の主役。「どうしたら世界を変えられるか」を悩む前に、まず自分の生活を変えましょう。 ・自分の食べ物、着る物、使う物を、知っている人が作ったものにしよう。そうすることでつながりをとりもどすことができる。・私の師ビ…
4.太陽エネルギー活用からローカル経済を始め、海と大地と共生する暮らしを大切にしよう。 ・ローカル経済は、宇宙からのエネルギー、自分のすぐ頭上にある太陽からのエネルギーを活用することからはじめましょう。・石炭、石油、ウランはすべて地下世界か…
1.はじめに 昨年、映画『サティシュの学校 みんな、特別なアーティスト』を2回視聴し、大いに共感した。サティシュ・クマールさんのことを私が知ったのは、2019年11月頃。「しあわせの経済 世界フォーラム2017」で彼が行った基調講演「グローバルから、ロ…
「音楽とは?」と問われて、「ふと口づさむもの、歌うもの、奏でるもの、創り出すもの」と書けたらカッコいいなと思う。歌うのも、楽器演奏も好きだが、得意ではない。作詞・作曲に憧れ、3曲、作詞・作曲したことがあるが、あまりにも恥ずかしい出来ばえ。「…
弱者の視点に立った歌詞が若者を中心に熱狂的に支持された、イギリスのロックバンド The Smiths(ザ・スミス)が1984年に発表した楽曲。ギター、ボーカル、ベース、ドラムスが生み出し絡み合うリズムが心地よく刺激的だ。ジョニ―・マーのギターが奏でる柔ら…
【「糞土師・伊沢さんの信念」を読んで】 仲間内の会話でしばしば登場する「糞土師」伊沢さん。「糞土師・伊沢さんの信念」というインタヴュー記事を読んで3つのことを思い出した。https://withnews.jp/article/f0170413003qq000000000000000W01110101qq000…
自給的な暮らしを望む首都圏に住む若いご家族が地方に空き家物件を探しているという投稿を拝読した。この投稿に対して多くの方が有益な情報を提供しているのを見て、人と人との心あるつながりの温かさ、有難さ、大切さを改めて痛感した。きっとこの若いご家…
【チャールズ・アイゼンシュタイン「贈与経済における教育」】 マーク・ボイル『無銭経済宣言~お金を使わずに生きる方法』(Mark Boyle The Moneyless Manifesto)にチャールズ・アイゼンシュタインが書いた「贈与経済における教育」という文章が収められて…
【チャールズ・アイゼンシュタイン「測りえないものの喪失」】「多様な学び」について、現在、少し、学んだり、調べたり、思索したりしている。その中で興味を持った人物のひとりがチャールズ・アイゼンシュタイン。ここでは「測りえないものの喪失:The Los…
自宅隣接のラボ1畑に朝陽が当たり始めた。「雪がダイヤモンドのように輝いて綺麗だろうなぁ」と思ってカメラを手に外に出た。やはり、美しい。この美しさ、なかなかカメラでは伝えきれない。 ふと目に入ったのが動物の足跡。ネコだろうか、タヌキだろうか?…