カシコレラ

高校教員を早期退職。「人生は実験だ」を合言葉に妻と信州に移住。 農・DIY・お金稼ぎの経験皆無の凡人が自給的暮らしを探求中。気ままにあれやこれや投稿。ひととひと、農と環境と教育をつなぐ「虹色ラボ」、真に持続可能な暮らしと生き方研究所「いっさ」主宰。

チャールズ・アイゼンシュタイン「測りえないものの喪失」

【チャールズ・アイゼンシュタイン「測りえないものの喪失」】

「多様な学び」について、現在、少し、学んだり、調べたり、思索したりしている。
その中で興味を持った人物のひとりがチャールズ・アイゼンシュタイン。
ここでは「測りえないものの喪失:The Loss of The Immeasurable」という動画と
この動画の最後にある、とても大切なメッセージを紹介します。


◆チャールズ・アイゼンシュタイン「測りえないものの喪失」

www.youtube.com


〈動画の最後にあるメッセージ〉
良き人生は 永遠に失われたのではない。その記憶を私たちは取り戻しつつある。だからこそ、もやは 代替え品を受け入れはしないのだ。そして、その真実を守り続けてきた人々に対して感謝の念を感じる。

測りえないものの喪失が 私たちに深い傷を負わせ、身近にある代替品への 飽くなき欲望を創り出してきた。

冒険への渇望に
社会はビデオゲームを与え
真実である事への渇望の代わりに
テレビの中の「リアリティ」を与え
つながりへの渇望に
ショッピングを与え
親密さへの渇望に
ポルノグラフィを与え
自らの偉大さを表現することの代わりに
スポーツ・ヒーローたちを与え
自分の仕事に夢中になることの代わりに
カフェインを与え
つながりを感じることへの渇望に
ドラッグとアルコールを与え
存在することの意味の代わりに
仕事を与え
安全で安心できる世界への渇望を満たす代わりに
社会はお金を与えた。

世界を、そして私たち自身を癒すために、私たちは理解し始めなければならない。私たちが失ったものは何か、そして私たちが本当に渇望しているものは何なのかを。

あなたにとって「測りえないもの」とは何ですか?

◆チャールズ・アイゼンシュタイン(「ウィキペディア日本語版 Asian profile」より)
https://www.asianprofile.wiki/wiki/Charles_Eisenstein