早期退職し信州に移住するにあたって、いつか「脱学校」の青少年支援をしたいという思いがあった。自分たちの生活基盤を整え、修行で身につける予定の様々な技能を伝授できる力量が身についたら、「脱学校」の若者を支援したいという願いだ(虹色ラボ計画)。
ところが、年明け早々、マスク着用が原因で高校を退学することになった実例を知った。それ以降、オンラインで「在宅学習(ホームスクーリング)」のお手伝いをする計画を進めてきた。
生活基盤は確立していないし、新しい技能の習得は甚だ不十分だが、月に2回、夜の時間帯の一部をオンライン寺子屋の時間に充てて、今の自分にできることをしてみようと考えたのだ。
先日、3/31に募集を開始してみた。
生き方に結びつくような学びを、プロジェクト学習(問題解決学習)や探求学習の手法で行う計画だ。
極めて限定した場所にのみ募集をかけていることもあり、参加希望者が現れるかどうかわからないが、ひとつひとつの過程を丁寧に楽しんで行こうと思う。
農作業も有機断熱小屋のセルフビルドも本格的に始まり、慌ただしくなるが、心を落ち着け、焦らず、慌てず、優しい気持ちで一歩一歩進みたい。
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(追記)
◆ 募集に関する詳細
https://kasikorera2020.hatenadiary.com/entry/2022/04/12/055048
◆ 早期退職して信州に移住するにあたってたてた3つの目標(「虹色ラボ計画」)。
(1)人間らしい生き方をする。人間として発達する生き方をする。
(2)真に持続可能な暮らしと生き方を探求する。
(3)「脱学校」の若者支援
*「脱学校」支援は自分たちの生活基盤がある程度整ってから開始予定。
◆ この計画を進めるにあたって書いた記事
チャールズ・アイゼンシュタイン「贈与経済における教育」
https://kasikorera2017.hatenablog.com/entry/2022/02/13/090632
生きるための学び合いの場づくり
https://kasikorera2017.hatenablog.com/entry/2022/03/04/172706
人権としてインターネットが無料で利用できる社会
https://kasikorera2017.hatenablog.com/entry/2022/03/18/141933
◆「自己の生き方に結びつくような学びを、プロジェクト学習(問題解決学習)や探求学習の手法で行う」とはどのようなことか、イメージを持ちやすくなるように表現してみました。
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「知りたい!」と思うことを見つけて深く調べていったり(探求学習)、
「やってみたい!」と思うことを見つけて実行したり(プロジェクト学習)してみませんか?
楽しみや喜びが見つかるでしょう。さまざまな力が身につくでしょう。
この先の生き方に結びつくこともあるでしょう。
小さな「知りたい!」「やってみたい!」でOK。
小さな「知りたい!」が小さな「やってみたい!」に、
小さな「やってみたい!」が大きな「知りたい!」「やってみたい!」につながるでしょう。
自分で「やってみたい!」がみんなと「やってみたい!」につながるかもしれません。
「知りたい!」「やってみたい!」を見つけるお手伝い、深く調べたり、実行したりすることのお手伝い、
「小さなこと」を次へつなぐことへのお手伝いをしたいと思います。