「音楽とは?」と問われて、「ふと口づさむもの、歌うもの、奏でるもの、創り出すもの」と書けたらカッコいいなと思う。歌うのも、楽器演奏も好きだが、得意ではない。作詞・作曲に憧れ、3曲、作詞・作曲したことがあるが、あまりにも恥ずかしい出来ばえ。「死ぬまでに1曲でいいからそこそこ自己満足できる曲を作詞・作曲してみたい」という思いがある。
10数年前、そのような話を同僚の音楽科の教員に話したら、『よくわかる作曲の教科書』という本をプレゼントしてくれた。それから2回転居したが、今でも書庫ではなく、リビングの本棚のすぐ手にとれる位置に並べている。
生徒と一緒に授業をするのが大好きだったが、教材研究・教材づくりが作詞・作曲、授業がライブ、いつもそんなイメージで授業に臨んでいた。生徒の心を引き付ける音楽を題材にした教材を作成し授業で活用するのも好きだった(「音楽で学ぶ世界と歴史」)。
前置きが長くなった。
「音楽とは?」と自問自答して、パッと頭に浮かんだ言葉を列挙してみる。
・心に浮かぶもの ・空間デザイン ・編集 ・人に働きかける手段
「その心は?」と自問したら、溢れるほどの過去の経験が沸き上がってきた。「空間デザイン」については、ブログに書いたことがある。
◆音楽プレイリスト『真夏の夜の夢』
https://kasikorera2017.hatenablog.com/entry/2020/07/15/213641