カシコレラ

高校教員を早期退職。「人生は実験だ」を合言葉に妻と信州に移住。 農・DIY・お金稼ぎの経験皆無の凡人が自給的暮らしを探求中。気ままにあれやこれや投稿。ひととひと、農と環境と教育をつなぐ「虹色ラボ」、真に持続可能な暮らしと生き方研究所「いっさ」主宰。

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

足場板の移動 ~肉体披露時に視聴した洋楽3曲

薪小屋前に積んでおいた24枚の足場板をひとりでコツコツと移動した。薪小屋の前に屋根のある空間を作り、小屋のための他の資材を置こうと考えたからだ。足場板の移動そのものより、周囲の草・土・石の除去や足場板を載せる土台準備に手間がかかった。 *足場…

ヒマワリの群生 ~ヒマワリに埋もれたい衝動

ヒマワリの播種適期から大幅に遅れた時期。ラボ2畑(傾斜した畑)の中ほどにヒマワリの種をばら撒いた。種が畑の肥やし(種に多く含まれるリンの供給等)になればいいと思いながらも、大小さまざまな花が群生してくれることを念じながら気前よく大胆にばら撒…

素描したカボチャのその後

油を使わず”揚げる”調理家電「ノンフライヤー」で調理していただいた(今回は少量の油をまぶした)。この調理方法が一番手軽でかつカボチャそのものの味が良く分かるのだ。 本来、電気での調理はエネルギー効率上においても好ましくないのだが、我が家の場合…

今季初のカボチャの収穫と素描

作秋、自宅から徒歩5分程に位置するラボ4畑に手間暇かけて「菌ちゃん畝」を2つたてた。その畝に12株のカボチャを栽培していたのだが、壊滅状態となった。先日、果実を付けて残っていた唯一の株も完全に枯れ果てた。12株を代表して子孫を残したカボチャ。悪…

小屋の構造材と対面&神社参拝

8月23日。もみ殻断熱壁関連の図面などの資料を持って建築士のTさんとの打ち合わせに行った。 その際、Tさんのところに届いたばかりの我が家の小屋の構造材とも初対面。準備に時間をかけてきた小屋づくりがいよいよ始まるのだという実感が湧いた。 近くにある…

実験用もみ殻断熱壁制作

自然素材を使った高断熱の小屋づくり。先日、もみ殻断熱壁部分の実験のための木枠を作り、もみ殻を詰めた。ギュウギュウに詰めたつもりだが、時間の経過とともにどのくらい上辺が下がるか(どのくらい容積が減るか)など観察する予定。 実際は木枠の壁の野地…

その場しのぎの鎮痛剤でなく、治癒をもたらす薬のようなもの

(我が家の畑で摘んだヨモギ。素晴らしい薬効。) 先日、21歳の誕生日を迎えたいんやくりおさんのメッセージを読んだ。感銘を受けた部分を箇条書きしてみた。 ・(重大な基礎疾患を抱えているため)この一年間外出できなかったが、心の中では世界を旅して、…

木を植えた人々 ~心の土台の再確認

「人間は、街や村を破壊し、無数の人々を不幸のどん底に落とすことができる一方で、砂漠に水を引き、緑を蘇らせ、無数の人々に幸福をもたらすこともできる。すべては私たちの選択にかかっている。私たちは中村医師に続かなければならない。この映画を全世界…

UとR ~平和で穏やかな夕暮れ時のひとこま

今日の夕方のこと。 隣家のYさん宅の子犬 Uくん(ミニチュア・シュナウザーのオス)が散歩から自宅に帰って来て、自宅のドッグランに入った。 そこに散歩途中の近所の老犬Rちゃん(ゴールデンレトリバーのメス)が通りがかった。Rちゃんが大好きなUくんは大…

ゴッホの絵のようなヒマワリ他 ~最近の写真・動画より

【ゴッホの絵のようなヒマワリ】自宅隣接のラボ1畑に咲いているヒマワリ。花瓶に生けたものではないが、見た瞬間、「ああ、ゴッホの作品みたい」と思った。 *ゴッホは7作品の「ひまわり」を残したという。ゴッホの「ひまわり」を切り口にして美術のことを調…

プレイリスト『夏のレモン』~『夏休み』① ~導入曲、橋渡し曲、終幕曲

1カ月ほど前、「レモン」、「夏」という二つの言葉のイメージに結びつくようなプレイリストをつくりたくなった。コツコツと選曲した結果、『夏のレモン』と『夏休み』という2つのプレイリストができた。 この2つのプレイリストに【導入曲】、【橋渡し曲】…

平和のために何をすべきか?何ができるか? ~8月15日に考える

今日はいわゆる「終戦の日」。「平和にために自分は何をすべきか、自分に何ができるか」という問いを立て、考えてみた。 この問いに関連して思い出したのが、小川幸司「終わらない戦争を見つめる」という文章(小川幸司『世界史との対話(下)』2012年、地歴…

自家採種用果実の収穫 ~発芽実験ズッキーニのその後②

「果実の付け根(果梗:かこう)はまだコルク化していない。果実の完熟には少し早いかも?もう少し待つか?」上の写真の状態を見て、自家採種用ズッキーニを収穫すべきかどうか迷った。 しかし、果実の一部が痛んできている。そして、手で触れると柔らかくな…

白い馬、モンゴルへの旅、ラクダの涙

モンゴルに興味を持つきっかけとなったのは、モンゴル民話の絵本『スーホの白い馬』と椎名誠監督映画『白い馬』。 絵本『スーホの白い馬』は、知的ハンディキャップの子どもたちの学校勤務時代、教材として使用。映画『白い馬』は、20分ほどに編集したビデオ…

頭(こうべ)を垂れるヒマワリ

早期に咲き始めたヒマワリは種をつけ始めている。なかにはシャワーヘッドのように頭を垂れているものもある。 調べていないのであくまでも個人的な考えなのだが、頭(種を付けた頭状花序)が重いから垂れているのではなく、そうのような性質を持った個体なの…

岡林立哉さんの馬頭琴とホーミーの野外ライブ@読書の森

ユニークな茶房、「読書の森」で行われた馬頭琴とホーミーの野外ライブに行った。 演奏と歌は日本でのその分野の第一人者である岡林立哉さん。 緑に囲まれた気持ちのいい木陰で体感する岡林さんの歌と演奏は最高! 吹き抜ける風、ホーミーと張り合うように鳴…

生活百景② ~空・ツバメ 今日の写真より

台地の上に位置するこの地は空が広い。砂漠や草原には叶わないが。 私が撮影するこの地の動画をとても喜んで視聴してくれる人生の先輩Nさんがいる。20代後半、ある月刊誌の編集の仕事をしていた頃、編集部の要だった人だ。Nさんは、動画の景観だけでなく、音…

生活百景① ~草・花・木の実 今日の写真より

早朝、作物たちが気持ちよく生育してくれるようにと畑の手入れ。陽射しが強くなって来たのでひと休み。草花の写真を撮影する。「きれいだな」、「面白いな」、「いいな」。ついつい気軽にシャッターを切る。「フィルムの時代ならこんなに写真撮れないよな」…

8月9日長崎への原爆投下 ~アメリカ軍はなぜ原爆を投下したのか?

1945年8月9日11時2分、アメリカ軍は長崎に原子爆弾を投下した。8月6日8時15分の広島への投下に続き、2発目の原爆投下。 *細かくみれば、1945年7月16日、アメリカ・ニューメキシコ州の砂漠の実験場「トリニティ・サイト」でプルトニウム爆弾の爆発実験(人類…

有機断熱小屋の礎石(大)を探して運んだ

建設準備をすすめている我が家の有機断熱小屋「エセンサ・ドーモ」(仮称)。基礎は日本の伝統工法である敷土台。下の図(敷土台伏図)のように、礎石(大)6個(赤いマル印)、礎石(小)14個の上に土台となる木を横たえ、その上に柱を建て、足固めで安定さ…

ハチ・ヒマワリ・キュウリ ~ハチがいなければ人間は十分な作物を得ることができない

ミツバチは花から花へと飛び回り、蜜や花粉を集める。 蜜は口吻(ストローのような口)で吸い、体内の蜜胃(一時的に蜜を貯める場所)に貯めて巣に持ち帰り、巣の中で働くミツバチに口移しで渡したり、巣房へ移し変えたりするそうだ。 ミツバチが花の蜜を吸…

最近の写真より ~至福の時間

早朝の畑の見回りの後、作物や植物や生物などをゆったり眺めたり、撮影したりするとき、幸せを感じる。 (自宅庭の梅の実。4年目にして初収穫。梅干しにするために土用干し) (ようやくキュウリが育ってきた。ひまわりもどんどん咲き始めた。) (捨てた種…

「花はどこへ行った」⑤(番外編)~日本のアーティストによるカバー

デューク・エイセス、中原美紗緒、牧秀夫とロス・フラミンゴス、梓みちよ、雪村いづみ、園まり、ザ・ピーナッツ、倍賞千恵子、加藤登紀子、フォーク・クルセダーズ、ザ・リガニーズ、Yellow Magic Orchestra、modern grey、Mr.Children、The Water Of Life、…

「花はどこへ行った」④ ~訴えるもの、感じとるもの

数多くの音源やライブ映像を視聴して気づいたのは、当然のことなのだが、反戦を訴える同じ曲と言えども、歌手、演奏者、時代、具体的状況などにより、訴えかけたいもの、無意識に伝えてしまうものは異なるだろうということ。戦時の苦しさや悲惨さ、酷い状況…