カシコレラ

高校教員を早期退職。「人生は実験だ」を合言葉に妻と信州に移住。 農・DIY・お金稼ぎの経験皆無の凡人が自給的暮らしを探求中。気ままにあれやこれや投稿。ひととひと、農と環境と教育をつなぐ「虹色ラボ」、真に持続可能な暮らしと生き方研究所「いっさ」主宰。

年明けの曲 ~いんやく りお - まばゆい雨

年が明けて3日目の朝。
寝床で目覚めてなぜか頭をよぎった曲。

① いんやくりお - 暁口説 (KUGANI ver)

www.youtube.com

歌詞
https://linkco.re/ZTUFydAq/songs/931605/lyrics?lang=ja

昨年の年明け早々、作成した『虹色未来』というプレイリストの最初の曲だ。
新年の幕開けにふさわしい曲だと思う。

「虹色未来」② 暁口説 - カシコレラ


さて、今年の年明けの曲。
折も折なので②にしようと思ったのだが、
とてもみずみずしい新曲③を発表していたのを、たった今、発見!


② We Are the World Medley 沖縄語 ver. 2020 MV いんやく りお

www.youtube.com


③ いんやく りお - まばゆい雨

youtu.be

*天の細雨を 身にまとい きみの軌跡を ぼくは追う ―― いんやくりおと中国の詩人・張健輝 コラボ第2作

歌詞
https://linkco.re/d37eutrr/songs/2469583/lyrics?lang=ja

 

 

OPEN JAPAN災害支援チーム

能登半島地震の支援先として、縁のある農家さん、その他の方がSNS上で紹介していた団体を紹介します。
一般社団法人オープンジャパンです。

オーガニック・ファーム・チュトワさんがSNS上で紹介していた文章を引用させていただきますね。


「オープンジャパンは災害支援のノウハウを持つ団体や個人が2011年東日本大震災で連携を強め、日本全国で発生する災害に対応するため発足した団体です。私も農園を始める前に何度かボランティアとして活動に参加しましたが、豊富な経験を活かした活動は細やかで、重機や建築など復興に必要な専門技術を持った人材も多く、迅速かつ長期にわたって活動を続けることのできる災害支援団体です。
能登半島地震が発生して3日目に、被災地への交通網もほぼ遮断されている状況で、早くも活動拠点を設置し炊き出しを始めたと報告を受けています。
被災地の力になりたいけれど現地には行けないし、物も何を送っていいのか、寄付もどこにしたら良いかわからないとお考えの方は、オープンジャパンホームページから活動内容を確認した上で、ネット募金で被災地支援に参加できます。
どうぞよろしくお願いします。」

OPEN JAPAN災害支援チーム
https://saigaishien.openjapan.net/

 

(参考)
オーガニック・ファーム・チュトワ
https://chutowa.wixsite.com/chutowa

新年の挨拶 ~素直な気持ち

自己中心的かもしれないが、「新年のあいさつは新年を迎えてからするもの」、つまり、「年賀状は年が明けてからゆったり落ち着いた気分で作ればいい」なんて思いながら、近年は新年を迎えている。
 今年も元旦の午後から年賀状づくりを開始した。4つ試作品を作り終えた頃、大きく家が揺れた。

巨大津波が来ないこと、失われる命が極力少なくて済むことを念じ、寒空の下、避難しなければならない人々の身を案じるしかなかった。
 
メールで年始の挨拶をすることが恒例となっている身近な友人には、勢いで年賀メールを送信したが、facebook等、SNS上に新年の挨拶の投稿をするのは何となく憚られた。今年に限り、年が明けてからのんびり年賀状を作成したことが悔やまれた。






うれしい年賀状

T・A&T・Y夫妻より今年も素敵なお手製の版画の年賀状を頂いた。
許可を得ていないのでその画像を掲載できないのが残念だが言葉で説明してみると・・・

 目が覚めるような色鮮やかな橙色のほおずき。
 背景色は何とも言えず品のある気持ちのいい青。
 そこに彫られた文字は山頭火の俳句。

 ころりと 
 寝ころべば 
 青空 
   山頭火

そして、あて名書きの下に次のような内容の文面が記されていた。

スミスが聞きたいなと思うとスミスの音楽を、
ムーン・リバーを聞きたいなと思うとムーン・リバー
以心伝心の如く、私がブログ「カシコレラ・ミュージック」(「カシコレラ」?)に掲載するというのだ。

そして、添えられたリクエストは、ヴィヴァルディの四季の冬。

真面目なリクエストかどうかは不明なのだが、
ヴィヴァルディの四季の冬と聞いてピンときた!

Steave Howe - Winter 2nd Movement 4 Seasons

www.youtube.com

おそらく、ご希望はコチラでしょうね。

Vivaldi - Four Seasons, Winter, 2nd Movement

www.youtube.com

ちなみに年賀状は年が明けた昨日作成した。

伐採木の玉切り作業

10日程前のことだ。
「薪にする木は要らんかね」
小屋作業をしていたら近所の方が声をかけて下さった。
日陰になるので田んぼ隣接地のナラの木を伐採したから必要だったらチェーンソーで玉切りして持って行っていいとのこと。
現場は車で2~3分の場所。
とても有り難い話だ。
小屋作業は一旦休止して薪仕事をすることになった。

私がめざす生活を築くためには薪は欠かせない大切なエネルギー資源。
しかし、今回のような恵まれた場合でも、大量の薪を準備するには多大な労力と、チェーンソーの燃料代、チェーンオイル代などそれなりの費用を要する。

実は、現在、こつこつともみ殻断熱の小屋を建造しているのは、
厳寒期でも、小型の薪ストーブを1時間程度焚けば、快適に暮らせる場所をつくることが1つの大きな目的なのだ。
これが実現すれば大量の薪を準備せずとも快適に冬を過ごすことができる。

 

今日、玉切りの現場の後片付けを終えた。
明日から小屋建造再開の予定。

外壁工事②押縁 ~もみ殻断熱小屋建造

12/8、ようやく、外壁材と外壁材の間にあてる押縁の取付を含め、外壁工事が完了した。
押縁を付けると小屋の表情がとても豊かになった。
小屋の下部、敷土台~足固め間にも外壁と押縁を取り付けた。




 

12/19、床材が納品されて、いよいよ床を張る作業、内装の段階に至ったのだが、今度は薪の調達をすることになり、床張り作業はお預けだ。



改修というより刷新工事

我が家の独立型太陽光発電システムの
鉛バッテリーが劣化してきた。
11月下旬の4日間、12月初旬の1日、計5日かけて、システムを一新する工事を行った。
もちろん、一人ではできないのでF電力のSさんに来ていただいた。

廃車になった日産リーフのリチウムバッテリーを使う予定だったが、諸事情あって断念。
悔しいが、新品のリチウムの生セルでバッテリーを組み立てることになった。

詳細は省略するが、鉛バッテリーが占領していた階段下の収納庫がスッキリし、太陽光パネルの配置とつなぎ方が変わった。

工事の準備、工事後の対応に追われて、またまた、小屋建造が遅れてしまったが、仕方ない。




ワクワクときめく本!~藤村靖之著『地球の冷やし方~ぼくたちに愉しくできること』


師匠・藤村靖之さんの著者『地球の冷やし方~ぼくたちに愉しくできること』が、先日、我が家に届いた。発売前に予約していたのだ。

環境負荷が小さく、あまりお金に依存しない、自給的な丁寧な暮らしを、できるところから、コツコツゆったりと、愉しみながら築こうとしている僕には、この上なくワクワクときめく本である。
それは当然のことなのだが、今回の本は、これまで非電化工房に縁がなかったみなさんにもトキメキが伝わるような出来栄だと思う。内容構成が練りに練られているし、日常生活に密着したトキメキ度の高い内容が多いし、おまけに、大きなカラー写真がたくさん使われているのだ。

さて、昨日、客人にこの本を見せた。
「日常で取り入れたくなることがたくさんありますね。私も買おう」と彼。
 とても嬉しくなった。
桂離宮の床下はもみ殻で断熱されていて、創建時のもみ殻が今でも使用されている」という趣旨の記述が「籾殻断熱」の項にあったので、彼に本を見せたのだ。
それだけなのに、自主的に興味を持ってページをめくってくれ、この本の魅力が伝わったようだ。

この本について、折に触れ、気ままにのんびり書いてみたいと思う。
とりあえず、この本の内容を紹介している非電化工房HPアドレスをコメント欄に掲載しておきますね。


藤村靖之 『地球の冷やし方』 ~ぼくたちに愉しくできること~(非電化工房公式HP内)
http://www.hidenka.net/cool_earth/index.htm

外壁工事①外壁材 ~もみ殻断熱小屋建造

諸事情あって2カ月ほど休止していたもみ殻断熱小屋建造。
10/13から再開。
「外壁材」を取り付けるところまでたどり着いた。

東壁でその様子を簡単に紹介すると.....

工程1:風雨からもみ殻断熱壁を守るための「仮の透湿防水シート」を撤去。
工程2:「透湿防水シート」を張る。


工程3:外壁を取り付けるための「胴縁」を取り付け
 *断熱材のもみ殻がはみ出るのを防止するため下地板の境目に取り付ける


工程4:断熱材のもみ殻がはみ出るのを防止するための「目板」を取り付ける
 *下地板の境目に取り付ける


工程5:「外壁材(信州産唐松)」を切断して塗装
 *土壌・水質汚染なしの天然成分100%の木材保護防護保持剤ウッドロングエコ使用
https://mitsurouwax.com/cont02/


工程6:「外壁材」取り付け
 *この後、「外壁材」の境目に「押縁」を取り付ける


ついでに西壁の様子。


完成まで、まだ先は長いが、11月中には外壁工事を終えることができそうだ。

 

蛇足:

壁で連想するのはPink Floydのアルバム”The Wall”。

”The Wall”収録曲’Comfortably Numb’で好きなのが
ROBERT WYATTが参加しているこのAcoustic LIVE 映像。

DAVID GILMOUR with ROBERT WYATT『Comfortably Numb (Acoustic Version) 』 2002 by miu JAPAN

www.youtube.com

(参考)
・P̲ink Flo̲yd - T̲h̲e̲ W̲a̲l̲l̲ (Full Album)1979
https://www.youtube.com/watch?v=r48BLz42NuI

Pink Floyd - "Another Brick in The Wall " PULSE Remastered 2019
https://www.youtube.com/watch?v=W0bi7OfaKMY

カボチャの収穫2023・その3 ~ラボ1畑のカボチャ

 

9月中旬、自宅隣接のラボ1畑のカボチャの葉が枯れ始めた。
果実の付け根がコルク化してきたものを見つけ次第収穫した。

最後まで残ったのはビニールハウス内のカボチャ。
これを9/27に収穫し、今年のカボチャの収穫は全て終わった。

 

ヒトツボ菜園・・・2株で12個
ラボ4畑・・・9株で9個
ラボ1畑・・・自生した沢山の株から6個

数字だけを見るとラボ1畑のカボチャの価値は低いようにみえる。
しかも、ラボ1畑のカボチャは小ぶりだ。
しかし、ラボ1畑のカボチャは、興味深く、ありがたい存在だった。


食べ終えてタネを捨てた場所で自生した苗を気ままにあちらこちらに移植し、その後は完全な放任状態だったのがラボ1畑のカボチャたち。
ネットに登ったり、豆柿に登ったり、自由奔放に育った。
その生育状況を眺めたり、写真撮影したり、大いに楽しませてもらった。
一つひとつがとても愛着深い。

(豆柿に登り、そこで実を付けたカボチャ。8/6撮影)


( 防風ネットによじ登ったカボチャ。8/6撮影)