カシコレラ

高校教員を早期退職。「人生は実験だ」を合言葉に妻と信州に移住。 農・DIY・お金稼ぎの経験皆無の凡人が自給的暮らしを探求中。気ままにあれやこれや投稿。ひととひと、農と環境と教育をつなぐ「虹色ラボ」、真に持続可能な暮らしと生き方研究所「いっさ」主宰。

文学

木を植えた人々 ~心の土台の再確認

「人間は、街や村を破壊し、無数の人々を不幸のどん底に落とすことができる一方で、砂漠に水を引き、緑を蘇らせ、無数の人々に幸福をもたらすこともできる。すべては私たちの選択にかかっている。私たちは中村医師に続かなければならない。この映画を全世界…

レモンの連想・その2 ~文学・美術~

10月5日は「レモンの日」。1938年10月5日に高村光太郎の妻・智恵子(長沼智恵子)が亡くなったのがその由来。「レモン哀歌」は、亡くなる数時間前に智恵子さんがレモンを齧る様子を綴った詩なのだ。 「レモン哀歌」について調べてみて、興味を持ったのは智恵…

芽の前に根 ~『星の王子さま』の一節を連想

発芽実験中のズッキーニ。芽を出す前に旺盛に根を伸ばしている。 当たり前と言えば、当たり前のことなのだが、発芽にばかり気を取られていると、土の中に埋もれている根のことを想像することを忘れてしまい、芽が出てから根が伸びると漠然とイメージしていた…

機械を使ったライ麦の脱穀 (おまけ)ライ麦と言えばサリンジャー?

7/29、Mさんのところでライ麦の脱穀をさせて頂いた。昨年は、棒で叩き落とす脱穀、足踏み脱穀機を使った脱穀を体験したが、今回は、ハーベスター(写真)を使った脱穀。しかも、今年は自分の畑で栽培して収穫したライ麦を持ち込んでの脱穀だ。その様子を動画…

「あい」という詩 ~文学の効用~

関わっている市民運動のことで忙しくてブログも更新できず。僕が行っていることは大したことではないのだが、日々、考えに考えて考え抜く。考えることに膨大な時間を費やしている。それが面倒になるときもある。だが、そのような時、いつも心に浮かぶのが谷…