10月5日は「レモンの日」。1938年10月5日に高村光太郎の妻・智恵子(長沼智恵子)が亡くなったのがその由来。「レモン哀歌」は、亡くなる数時間前に智恵子さんがレモンを齧る様子を綴った詩なのだ。
「レモン哀歌」について調べてみて、興味を持ったのは智恵子さんの切紙絵。精神を患い入院中、画家志望だった彼女は千数百枚にわたる切紙絵を制作した。息を引き取った日、彼女は切紙絵をまとめて夫・光太郎に渡したそうだ(末尾の参考資料参照)。彼女の切紙絵を紹介したブログを見つけた。
・智恵子の紙絵(tanngool’s diary)
https://tanngool.hatenablog.com/entry/28933414
・複製 智恵子の紙絵 [台紙貼6枚セット]
https://www.nigensha.co.jp/book/b583329.html
本を手に取って、高村光太郎「レモン哀歌」(『智恵子抄』所収)、梶井基次郎『檸檬』を味わいたいが、インターネットを利用すると、多様に気軽に触れることができるようだ。
◆ 高村光太郎「レモン哀歌」
https://www.aozora.gr.jp/cards/001168/files/46669_25695.html
・【朗読】高村光太郎『レモン哀歌』(智恵子抄)(原文字幕付)
https://www.aozora.gr.jp/cards/000074/files/424_19826.html
参考資料:高村光太郎「レモン哀歌」についての【解説】
・高村光太郎「レモン哀歌」の背景と解説
https://mahoblog.com/takamura-kotaro4/
・『レモン哀歌』高村光太郎代表作の詩の分析
https://tankanokoto.com/2022/07/lemon.html