5/29~6/2にかけて、ラボ4畑の14本の畝に大豆の苗を少しずつ定植した。ポリマルチ畝が6本、竹チップマルチ畝が8本。
セルポットで育てた可愛い苗たち一つひとつを手で植えていく作業は手間がかかるが、時間に追われず焦らずに行うならばとても心地いい。
(定植前の12~14畝)
ラボ4畑は、地下水位が高く水はけが芳しくない上、長年に渡り作物が栽培されず、年に3~4回、草が生える度に重機で耕起されてきたため固められ、強固な硬盤層が形成されている。そのため、雨が降って濡れた後に日照ると、粘土を焼くと硬くなるように、表層がガチガチに固まってしまうのだ。
それを防ぐには、なるべく高く畝を立てることと同時に、しっかりと表面を覆って、降雨と日照りから守る必要がある。
環境、資源、資金の観点から使いたくないポリマルチを使用せざるを得ないのはそのためだ。土層改良と、ポリマルチを使用してしっかり作物を栽培することによる土壌改良により、3年後にはポリマルチは使用しなくても良くなることを目標としている。
竹チップマルチは今年初の試み。どの程度の効果があるかのかはよくわからない。実験だ。