カシコレラ

高校教員を早期退職。「人生は実験だ」を合言葉に妻と信州に移住。 農・DIY・お金稼ぎの経験皆無の凡人が自給的暮らしを探求中。気ままにあれやこれや投稿。ひととひと、農と環境と教育をつなぐ「虹色ラボ」、真に持続可能な暮らしと生き方研究所「いっさ」主宰。

実験用もみ殻断熱壁制作

自然素材を使った高断熱の小屋づくり。
先日、もみ殻断熱壁部分の実験のための木枠を作り、もみ殻を詰めた。
ギュウギュウに詰めたつもりだが、時間の経過とともにどのくらい上辺が下がるか(どのくらい容積が減るか)など観察する予定。

実際は木枠の壁の野地板は横方向に張る予定だが、この実験では、木材を無駄にしないため、手間をかけないで済ませるため、縦方向に張った。

丸ノコで木材を切る、インパクトドライバーでビス止めする、もみ殻を詰める、という基本的な作業を丁寧に行うだけなので素人にも気軽に楽しくできる。

非電化工房方式とは異なる、もみ殻を上方から詰めていくアイデアと基本作業を丁寧に行う技術を授けてくれたヴァンゲさんに感謝!

(まずは、900mmの高さまでもみ殻を詰める)



(次は1800mmの高さまで脚立に登って詰める。実際は2500mmの高さまで詰める計画だ。)

 




その場しのぎの鎮痛剤でなく、治癒をもたらす薬のようなもの

(我が家の畑で摘んだヨモギ。素晴らしい薬効。)


先日、21歳の誕生日を迎えたいんやくりおさんのメッセージを読んだ。
感銘を受けた部分を箇条書きしてみた。

・(重大な基礎疾患を抱えているため)この一年間外出できなかったが、心の中では世界を旅して、オンラインで様々な町の人と知り合い、海外との共同プロジェクトにも取り組んだ。

・オンラインで受けた大学の授業では、沖縄の芸能が社会で果たしてきた役割について考えさせられた。自分自身が身動きがとれない状況にあって感じたことは、社会には様々な生き苦しさがあること。社会がもたらす痛みに対して、芸能(performing arts)はその場しのぎの鎮痛剤でなく、治癒をもたらす薬のようであってほしいと思った。

・音楽を通して異文化と出合うことは、希望と出会うことでもあった。誕生日には、世界が希望を歌い続けることを祈った。


特に感心し興味を惹かれたのは、「社会がもたらす痛みに対して、芸能はその場しのぎの鎮痛剤でなく、治癒をもたらす薬のようであってほしい」という内容と表現。
勉強不足で詳細は知らないが、かつて芸能は、単なる娯楽や消費されるものではなく、社会や個人にとって、生活に根差した重要な役割を果たしていたのだろう思う。歴史の大きな転換期である現在、とても大切な視点であると思う。

彼自身の文章はこちら(英文と併記されているが、却って英文の方がすんなり入ってくるような気がする)。↓

・「21歳になりました」(いんやく りお ブログ)
https://rioinyaku.ti-da.net/e12309424.html

1年前、二十歳になったときの文章も感慨深い。

・「二十歳になりました」(いんやく りお ブログ)
https://rioinyaku.ti-da.net/e12013181.html


この2つのブログ記事を読み、私自身の心の土台を再確認した。39~

(参考)
よもぎの効用
https://kasikorera2017.hatenablog.com/entry/2019/07/05/213210

・薬草ゲンノショウコ(カシコレラ
https://kasikorera2017.hatenablog.com/entry/2020/09/20/214512

(我が家のイチゴエリアに咲いたゲンノショウコの花)

 

(蛇足)

Queen + Paul Rodgers - '39 (Live In Ukraine, 2009)

www.youtube.com

Pale Fountains- Thank You (Lyric Video)

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木を植えた人々 ~心の土台の再確認


「人間は、街や村を破壊し、無数の人々を不幸のどん底に落とすことができる一方で、
砂漠に水を引き、緑を蘇らせ、無数の人々に幸福をもたらすこともできる。
すべては私たちの選択にかかっている。
私たちは中村医師に続かなければならない。
この映画を全世界のあらゆる人に観てほしい。
特に権力のある政治家たちには必修にしたい。」

中村哲さんの生き様を追うドキュメンタリー映画『荒野に希望の灯をともす』に寄せた
映画作家想田和弘さんのコメントだ。

政治家だけでなく、権力ある地位や立場にある人には必修にしたいと私も思う。

劇場版『荒野に希望の灯をともす』
http://kouya.ndn-news.co.jp/

劇場版「荒野に希望の灯をともす」予告編 ~中村哲医師 ドキュメンタリーの完全版~

www.youtube.com


 *撮影・撮影:谷津賢二

さて、この映画とともに
想田和弘さんの「木を植えた人々」という文章の要旨を紹介したい。

想田さんは、自分の軸が揺らいで心が混乱したときには、フランスの作家ジャン・ジオノの短編小説『木を植えた男』を必ず読み返すという。
読み終える頃には、精神の混乱が収まり、迷いも消えるのだそうだ。
フィクションではあるが「木を植えた男」は、彼にとって「他人や社会がどうあれ、自分のなすべき仕事を淡々と続けて行けばいいのだ」という手本だという。
私自身の言葉で言いかえれば、「木を植えた男」は、自己の心の土台を再確認させてくれるのだろう。
そして彼にとってアフガニスタンで活動を続けた中村哲さんは、ノンフィクションの「木を植えた男」、いや「木を植えた人」。
さらに中村哲さんの活動を、他人や社会の動向に惑わされながらも、21年間撮影し続けた谷津賢二カメラマンもまた、「木を植えた人」だ。
想田和弘「木を植えた人々」『週刊金曜日2022.8.19.1389号』掲載)

私には自己の心の土台を再確認するために必ず読み返す本はないが、二十歳になる前に心の土台を作ってくれたと自認する本が4冊ある。
今回、想田さんの文章を読んで思ったのは、自分の軸が揺らいで心が混乱したときに、聴く音楽、見る絵画というものがあってもいいなということ。
多忙な時ほどどうでもいいことをしたくなるのが悪い癖、探したくなるのを我慢(笑)

そんな矢先に、音楽家三線奏者のいんやくりおさんの興味深いメッセージを目にした。次回紹介したい。

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(参考)

『木を植えた男(原題:L'Homme qui plantait des arbres)』は、フランスの作家ジャン・ジオノの短編小説である。1953年発表。完全なフィクション。
1987年には、これを原作として、フレデリック・バックの監督・脚本で同名の短編アニメが公開され、1989年には、バックが描き下ろしたイラストを用いた絵本が発表されている

 *木を植えた男(ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8%E3%82%92%E6%A4%8D%E3%81%88%E3%81%9F%E7%94%B7


【字幕:対訳】 アニメ・木を植えた男 【1/3】
https://www.youtube.com/watch?v=Qy-TOIl5a7w

【字幕:対訳】 アニメ・木を植えた男 【2/3】
https://www.youtube.com/watch?v=M9GPtsoXF8w

アニメ・木を植えた男 【3/3】
https://www.youtube.com/watch?v=pBsDvvWPVno

アニメ・木を植えた男(TV放映版)
https://www.youtube.com/watch?v=RFUKpJKqYxM

朗読・木を植えた男
ジャン・ジオノ作 木を植えた男 寺岡襄氏の名訳の抜粋朗読
https://www.youtube.com/watch?v=Y6wXoZPq7nA
 *全文はこちら
 https://audiobook.jp/product/258539

MONKEY MAJIK - 木を植えた男【MONKEY MAJIK Live at BUDOKAN-15th Anniversary-】

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UとR ~平和で穏やかな夕暮れ時のひとこま

今日の夕方のこと。

隣家のYさん宅の子犬 Uくん(ミニチュア・シュナウザーのオス)が散歩から自宅に帰って来て、自宅のドッグランに入った。


そこに散歩途中の近所の老犬Rちゃん(ゴールデンレトリバーのメス)が通りがかった。
Rちゃんが大好きなUくんは大喜び。
RちゃんはUくんにあいさつ。


しかし、草と人間に方に関心があり、それ以上、Uくんを相手にしない。

「遊ぼう、遊ぼう!」と懸命に訴えるUくん。

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(音声もお聞かせしたいのだが、まわりの大人の話が邪魔なので音声は削除)

平和で穏やかな夕暮れ時のひとこま。



ゴッホの絵のようなヒマワリ他 ~最近の写真・動画より

ゴッホの絵のようなヒマワリ】

自宅隣接のラボ1畑に咲いているヒマワリ。花瓶に生けたものではないが、見た瞬間、「ああ、ゴッホの作品みたい」と思った。

ゴッホは7作品の「ひまわり」を残したという。ゴッホの「ひまわり」を切り口にして美術のことを調べるのも面白そうだ。

ゴッホの《ひまわり》はなぜ名作と呼ばれるのか? ゴーギャンとの出会いがもたらしたもの(美術手帖
https://bijutsutecho.com/magazine/insight/22400

・<アート解説> ゴッホの代表作『ひまわり』全7点解説
https://casie.jp/media/gogh-himawari/

・ひまわり(絵画)ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B2%E3%81%BE%E3%82%8F%E3%82%8A_(%E7%B5%B5%E7%94%BB)

【感慨深い今季初のカボチャの収穫】

作秋、自宅から徒歩5分程に位置するラボ4畑に手間暇かけて「菌ちゃん畝」を2つたてた。その畝に12株のカボチャを栽培していたのだが、壊滅状態となった。先日、果実を付けて残っていた唯一の株も完全に枯れ果てた。12株を代表して子孫を残したカボチャ。悪条件の畑とはいえ、カボチャが心地よく生育できる環境を作る力量がないことを反省したり、その中でも1つ果実を残してくれたことに感謝したり。自宅に持ち帰り、さまざまな思いで何枚も写真を撮影した。手に取って見れば見るほど愛着が湧くこのカボチャ。もっと良く観察するために素描したい。

 

*カボチャを英語で表現する場合、主に2つあるらしい。squashとpumpkin。
   ↓
https://www.rokutanjuku.com/kabotya-eigo

・squash は「皮が緑色のかぼちゃ」の総称。主にアメリカで使われる英語表現だそうだ。

・pumpkin は「皮がオレンジ色のかぼちゃ」。ただし、オーストラリア英語では、緑のかぼちゃも pumpkin と呼ぶそうだ。

 

【栗の木の下のバケツの中のオタマジャクシ】

いきさつあってバケツの中でオタマジャクシを飼うことになった。飼うと言っても、エサをあげる、水を替えるなど、世話はしていない。草を入れて木陰に置いているだけだ。アマガエルに変態する様子を観察したいのだが、今のところ、手脚が出てくる気配はない。調べてみたらアマガエルのオタマジャクシがカエルの姿になるまで1カ月ほどかかるらしい。ウシガエルが変態に要する期間が、数カ月~3年というのに驚いた。

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 * 驚いたことに、Web上で調べてみたら、アマガエルは広くペット飼育の対象らしい。

ニホンアマガエル
 変態:1カ月 寿命:野生下で4年(飼育下では5~7年)

ウシガエル

 変態:数カ月~3年 寿命:野生下で10年


ライ麦脱穀

友人宅敷地でライ麦脱穀作業をさせてもらった(足踏み脱穀機使用)。なぜか、昨年のようにうまく行かず。

2022 08 12 ライ麦脱穀作業

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プレイリスト『夏のレモン』~『夏休み』① ~導入曲、橋渡し曲、終幕曲

1カ月ほど前、「レモン」、「夏」という二つの言葉のイメージに結びつくようなプレイリストをつくりたくなった。コツコツと選曲した結果、『夏のレモン』と『夏休み』という2つのプレイリストができた。

この2つのプレイリストに【導入曲】、【橋渡し曲】、【終幕曲】を加えてひとまとまりのものにした。

いんやく りおさんの楽曲が【導入曲】と【終幕曲】にピッタリだったのでニンマリ。

全ての曲のURLはこちら
プレイリス:『夏のレモン』~『夏休み』② ~全曲
https://kasikorera2020.hatenadiary.com/entry/2022/08/18/102230

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『夏のレモン』~『夏休み』

【導入曲】
001.あまかける - いんやく りお 2022年

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『夏のレモン』

【第1部】
01.夏は来ぬ Scott & Rivers

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02.レモン 曽我部恵一 
03.アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先) 小沢健二

【第2部】
04.僕のサラダガール ゴダイゴ
05.檸檬 ポラリス 
06.8月のセレナーデ スガシカオ

【第3部】
07.絵空事 高田漣
08.レモン 原田知世
09.大人になれば 小沢健二

【橋渡し曲】
002.約束 高木正勝 2013年

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『夏休み』

【第1部】
01.海の道 上々颱風
02.AとB 井上陽水奥田民生
03.3人はもりあがる JとGとA 奥田民生

【第2部】
04.ハイウェイ くるり
05.赤い電車 くるり
06.夏なんです はっぴいえんど

【第3部】
07.朝が来た!(ボブ・マーレー・カバー)真心ブラザーズ
Bob Marley "Soul Captives"
08.少年と空 大橋卓弥
09.夢で逢えたら 大滝詠一

【終幕曲】
003. 珊瑚(ウルマ)ぬ唄(LIVE) - いんやくりお  2019年

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いんやくりお 公式HP
https://rio.inyaku.net/

いんやくりお ブログ
https://rioinyaku.ti-da.net/

高木正勝 オフィシャルサイト
http://www.takagimasakatsu.com/

 

平和のために何をすべきか?何ができるか? ~8月15日に考える


今日はいわゆる「終戦の日」。
「平和にために自分は何をすべきか、自分に何ができるか」という問いを立て、考えてみた。

この問いに関連して思い出したのが、小川幸司「終わらない戦争を見つめる」という文章(小川幸司『世界史との対話(下)』2012年、地歴社)。
この文章を改めて読んでみて、次の2点について考えた。

1.1945年8月15日以降も戦争が終わらなかった人々が多くいた。また、現在も戦争が終わったとは言えない状態の人々も多い。

・ 例えば、米軍基地問題に苦しむ沖縄の人々、先の戦争に関連して日本に住むことになったにも拘わらず様々な差別に苦しみ続ける在日コリアンたち。
・ あるいは、サイパン島、沖縄などで「集団自決」した女性たち。「集団自決」が、当時の教育や社会の中で「強制」されたものであることは未だに広く認識されていない。そのような状況では、彼女たちの「哀しみ」は共有されず、彼女たちにとって、戦争は終わったとは言えない。

2.世界史的視野では、アジア・太平洋戦争を境に、日本の私たちにもたらされた最大のものは、国民主権基本的人権の尊重、平和主義を理念とする「日本国憲法」である。

・ 世界史の大きな流れ。戦前、戦中に、多くの日本人が苦しみ、日本がアジアや太平洋の人々に多大なる害を加えた事実。戦後も、憲法に記された理念が実現されていないがために、日本在住の人々が苦しみ、海外にも害を加えている事実。これらを熟慮すれば、「日本国憲法」に記された内容を1つ1つ実現していくことが、いかに大切かを実感する。


「終わらない戦争」を終わらせるための1つの道は、「日本国憲法」の理念や内容を実現していくことだろうと再認識した。しかし、現実は、日本国憲法に示された理念を邪魔なものと見做す人々により、巧妙に憲法を変える動きがすすめられている。

このような状況下で、平和のために、私が行うべきことは、「改憲を実現させないために、自分ができることを探して行うこと」という結論に至った。

難しい課題を自分に突きつけることになってしまったが、難しく考えず、小さなことでいいから、できることはしてみよう!かな?

とりあえず、改憲問題についてかつて書いた記憶がある記事を拾ってみた。

・檻の中のライオン
https://kasikorera2017.hatenablog.com/entry/2020/05/03/230951

・5/3に考える ①
https://kasikorera2017.hatenablog.com/entry/2021/05/03/223455

・5/3に考える ②
https://kasikorera2017.hatenablog.com/entry/2021/05/09/075937

自民党幹事長が「本音」を表明
https://kasikorera2017.hatenablog.com/entry/2021/11/14/192757



 

自家採種用果実の収穫 ~発芽実験ズッキーニのその後②


「果実の付け根(果梗:かこう)はまだコルク化していない。果実の完熟には少し早いかも?もう少し待つか?」
上の写真の状態を見て、自家採種用ズッキーニを収穫すべきかどうか迷った。

しかし、果実の一部が痛んできている。そして、手で触れると柔らかくなっている部分もある。

「獲って」
ズッキーニがつぶやいたような気がしたので収穫することにした。

長さ50cm、重さ2.8kg。


この後、直射日光が当たらない風通しの良好な場所で1カ月追熟してから種の取り出し作業を行う。

なお、この果実は、あの発芽実験したズッキーニが付けたもの。


・芽の前に根 ~『星の王子さま』の一節を連想
https://kasikorera2017.hatenablog.com/entry/2022/04/28/223051

・美しく逞しく美味しい ~発芽実験ズッキーニのその後
https://kasikorera2017.hatenablog.com/entry/2022/07/21/192235

 

【参考】

◆ ズッキーニ(ペポカボチャ)の自家採種について参考としている文献

・自然農法国際研究開発センター編『自家採種のコツのコツ』2016年、農文協


◆ 自家採種についての私の考え / キュウリの自家採種の実際

・キュウリの意志・キュウリの権利
https://kasikorera2017.hatenablog.com/entry/2020/10/03/061023

・キュウリのその後 ~完熟果実を自ら切り離す?
https://kasikorera2017.hatenablog.com/entry/2020/10/15/210041

・キュウリの落下・自家採取
https://kasikorera2017.hatenablog.com/entry/2020/10/23/213438

 

 

白い馬、モンゴルへの旅、ラクダの涙

モンゴルに興味を持つきっかけとなったのは、モンゴル民話の絵本『スーホの白い馬』と椎名誠監督映画『白い馬』。

絵本『スーホの白い馬』は、知的ハンディキャップの子どもたちの学校勤務時代、教材として使用。映画『白い馬』は、20分ほどに編集したビデオ教材を作成し、世界史や地理の授業で活用。

映画『白い馬』の公開後、ロケ地・ウンドゥルシレットがキャンプ場になっていることを知った。
「360度の地平線に広がる満天の星空を眺めたい」
「広大な草原を馬に乗って駆け巡りたい」
遊牧民生活を疑似体験したい」
そのような思いで、モンゴル旅行を計画したが、諸事情あり、実現しなかった。

今回、岡林立哉さんが企画・同行するモンゴル旅があることを知り、その当時のことを懐かしく思い出した。

 

さて、岡林さんとテムさんの対談の中で『ラクダの涙』というドキュメンタリー映画が推薦された。Web上で少し調べてみたのだが、とても気になる映画だ。


蛇足だが、モンゴル旅を断念した10年後、チュニジアの砂漠でラクダに乗ってキャンプができることを知り、チュニジアへの個人旅行を計画。砂漠でのキャンプをはじめ、魅惑満載の旅を満喫した。

チュニジアのカフェオレ色の砂漠にて。砂漠キャンプのガイド・ムハンマドさん、私を載せてくれたラクダのアマルと共に)

(参考)

椎名誠 白い馬 予告編

www.youtube.com

・絵本『スーホの白い馬
https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=83

 

・岡林立哉同行 モンゴルの大自然ツアー
https://www.kaze-travel.co.jp/mn-sp-01.html

・風の旅行社「モンゴルのアウトドアを遊びつくす ウンドゥルシレット」
https://www.kaze-travel.co.jp/blog/mongol_kiji030.html

・ウンドゥルシレットリバーサイドキャンプ
https://freebird-mongol.jp/


・映画『らくだの涙 原題:Die Geschichte vom weinenden Kamel』
https://eiga.com/movie/52262/

* 解説・ストーリーあり

2003年製作/91分/ドイツ
原題:Die Geschichte vom weineden Kamel
配給:クロックワークス

・Die Geschichte vom weinenden Kamel (Trailer OmU)

www.youtube.com

* ドイツ語の予告編

 

頭(こうべ)を垂れるヒマワリ

早期に咲き始めたヒマワリは種をつけ始めている。
なかにはシャワーヘッドのように頭を垂れているものもある。

 

 


調べていないのであくまでも個人的な考えなのだが、頭(種を付けた頭状花序)が重いから垂れているのではなく、そうのような性質を持った個体なのではないかと思う。
頭がずっしり重そうなのに頭を垂れない個体もあるからだ。
観察していると、頭を垂れる個体は鳥などに種を食される確率が低いようだ。



この個体のタネは楽しみの採油用に確実に採りたいなと思う。
鳥に食べられるのを防ぐには頭状花序に収穫ネットを被せればいいのだが、ヒマワリにとっては迷惑なことだろうと思うと躊躇する。景観的にも愉しくないし。

ちなみに、この近辺のスズメなど鳥たちは食べるものに事欠かないのでスズメの食い扶持まで気に掛ける必要はない。丸々太ったスズメたちが我が家の畑で楽しそうに遊びまわっている。