檻の中のライオン - カシコレラ

今日は憲法記念日。
憲法、軽視・無視が当たり前の狂った世の中。
それに気がつかない人も多い。
その一因は学校がちゃんとしたことを教えないという現実にあると僕は思っている。
例えば、次の問のような基本を知らない人も多い。

◆ 問：憲法を守るべきなのは誰でしょう？

憲法の基本を明解に説明した本として有名なのが弁護士の楾（はんどう）大樹さんの著書『檻の中のライオン～憲法がわかる46のおはなし～』。

www.kamogawa.co.jp
　＊（参考）けんぽう絵本　おりとライオン
　http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/a/0977.html?fbclid=IwAR0A-KPHFY77gCF5BAd-Aonu8KCAZjx4bap9rHzJ-_VlFVFxFwFa-26qlAU

　＊　憲法記念日の今日、楾大樹さんのZOOM講演会があったので、妻と近所のIさんが視聴した（僕は所用があり視聴できず）。

さて、新型コロナウィルス問題のドサクサに紛れて、憲法に緊急事態条項を創設しようとする動きが高まっている。
しかし、今回のような問題や自然災害など緊急事態への対応のために、憲法に緊急事態条項を創設する必要はなく、現行法の活用（必要ならば法律の整備）だけで十分だと言われている。
自民党が主張するような緊急事態条項創設は立憲主義を停止して独裁政治を可能にする大変危険なものなのである（詳しくは『檻の中のライオン』などで調べて下さいね）。

（参考）
◆伊藤真弁護士が語る「加憲」の危険性②「緊急事態条項」

www.youtube.com