カシコレラ

高校教員を早期退職。「人生は実験だ」を合言葉に妻と信州に移住。 農・DIY・お金稼ぎの経験皆無の凡人が自給的暮らしを探求中。気ままにあれやこれや投稿。ひととひと、農と環境と教育をつなぐ「虹色ラボ」、真に持続可能な暮らしと生き方研究所「いっさ」主宰。

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

有機断熱壁の木枠の製材作業完了

とりあえず実験段階を終え、制作に入った有機断熱壁。まずは木枠の製材作業。 1.足場板をホームセンターで購入2.丸ノコでおおまかに切断3.電動カンナ機(プレーナー)で削る4.テーブルソーで正確な寸法に切断 4/27、木枠24個分の製材作業とりあえず完了。木…

芽の前に根 ~『星の王子さま』の一節を連想

発芽実験中のズッキーニ。芽を出す前に旺盛に根を伸ばしている。 当たり前と言えば、当たり前のことなのだが、発芽にばかり気を取られていると、土の中に埋もれている根のことを想像することを忘れてしまい、芽が出てから根が伸びると漠然とイメージしていた…

菊芋・太陽熱食品乾燥機(SFD)・味噌玉

我が家では、ほぼ毎食、味噌汁をいただく。味噌汁といってもお椀に自家製味噌、自家製乾燥食材を入れてお湯を注ぐだけ。これがこの上なく美味しいのだ。いただく度に「しあわせ~」と声に出すほど。調理が簡単だから毎食いただける。 そんな味噌玉味噌汁に抜…

たまには真上から

本日4/25から、「穀雨」も次候「霜止みて苗出づる」を迎えた。今日はとても暖かく穏やかな気候。農作業の合間に花々の写真を撮影。たまには真上から撮影してみようと張り切ってみたのだが。 (大きくても、小さくても、チューリップ) (長くても、タンポポ…

穀雨 ~麦類の成長と庭の花々

二十四節気では、4/20より「穀雨」に入った。穀物の成長を助けるように恵みの雨が降る頃。このころまでに田畑の準備を整える目安となる時期。 我が家の畑の準備は遅れていて、まだ整っていないのだが、雨や朝露のおかげだろうか、麦類は(ついでにスギナも!…

稲わら断熱壁と土壁 ~有機断熱小屋のセルフビルド

稲わら、もみ殻、粘土など地域の自然素材を高断熱の素材として使用する小屋(有機断熱小屋)づくり(有機断熱舎と虹色ラボの共同企画)。 これまで、膨大な時間をかけて稲わら断熱壁の開発を進めてきた。さまざまな実験を重ねて、ようやく、性能・施工の両面…

ラボ4畑のジャガイモ植え付け

4/17、ラボ4畑にジャガイモ植え付け。 まずは高さ20cmの畝に穴を開けて植え付け。種イモ約90個(写真以外の場所も含む)。 そして、今年は事前に用意したポリマルチの畝に「ゴロゴロ植え」を始めて試みた。種イモ158個を植え付けた。「ゴロゴロ植え」を試行…

ラボ1畑のジャガイモ植え付け

桜(ソメイヨシノ)の開花を確認した4/11、ラボ1畑にジャガイモを植え付け始めた。竹内孝功さんがソメイヨシノ開花後の植え付けを推奨しているからだ(『自給自足の自然菜園12カ月』) 今年は、昨年11月にエノコログサ主体の枯草を載せておいた高さ5cm程の畝…

稲の苗づくり(伏せ込み)の地域共同作業

今日は毎年恒例、稲の苗づくりの共同作業。私が住む地域では希望する米作者の苗を共同で作っているのだ。この地域の誇りだと思う。老若男女総勢80名、午前中いっぱい汗だくで作業。体力のいる仕事を、穏やか、かつ、効率よく、力を合わせて円滑に成し遂げた…

Organicクラブ「大豆畝準備イベント」

昨年、地元の友人と始めたオーガニック大豆栽培。「私も参加したい」という友人ができ、いつのまにか同様の志を持つ仲間10名ほどで、オーガニック・クラブを結成することになった。昨日(4/9)、Organicクラブの仲間全員(小学生2人含めて10名)が畑に集まり…

オンライン寺子屋「なないろ」

早期退職し信州に移住するにあたって、いつか「脱学校」の青少年支援をしたいという思いがあった。自分たちの生活基盤を整え、修行で身につける予定の様々な技能を伝授できる力量が身についたら、「脱学校」の若者を支援したいという願いだ(虹色ラボ計画)…

ラボ3畑の麦考察 2022年4月 ~マルチとスギナ~

ラボ2畑。ユメアサヒ、スペルト小麦、ライ麦の3種類の麦類を栽培中。今季は作付面積をぐっと減らし、種の採取と栽培実験を主目的としている。 何度も雪の下に埋もれたが、例年になく、元気に青々と育っている。パーマカルチャーもちづきに通い、ニックさんに…

竹の箸

3/6、まことさんのワークショップで竹でモノを作る楽しさとコツを教わった。3/24、その成果を生かすべく、竹の箸を試作してみた。自宅前の竹林で伐採した竹をナタで割り、必要な道具を揃えて準備完了。 制作前、方針を立てた。・「箸を作ろう(箸の形にしよ…

誰の命も奪わないために ~日本国憲法の平和主義、市民による外交、戦時における非武装非暴力の抵抗~

『週刊金曜日』4/1号で興味深かった記事。平和学の研究者であり、実践者である君島東彦(きみじま あきひこ)・立命館大学教授へのインタヴュー記事。日本の状況を含めた現状の問題点、非武装非暴力の抵抗、日本国憲法の平和主義。世界の平和のために私たち…