カシコレラ

高校教員を早期退職。「人生は実験だ」を合言葉に妻と信州に移住。 農・DIY・お金稼ぎの経験皆無の凡人が自給的暮らしを探求中。気ままにあれやこれや投稿。ひととひと、農と環境と教育をつなぐ「虹色ラボ」、真に持続可能な暮らしと生き方研究所「いっさ」主宰。

ボカシ肥とぼた餅(牡丹餅)

はじめて畑で作物を栽培したのが2年前。
今まで農薬はもちろんのこと、肥料も使ったことはない。
だが、今年はボカシ肥なるものを自作して使ってみようと思っている。
自宅隣のラボ1畑は宅地のため、地力があまりないからである。
地道に土づくりをしながらも、ある程度、即効性を追求するのも面白いと思ったのだ。
 * なお、ラボ1畑は昨年秋、地目を宅地から畑に変更した。税金(固定資産税)が大幅に軽減できるからだ。

3日前、ボカシ肥を仕込んだ。

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 35リットルほどの「おから」に35リットルほどの「米糠(こめぬか)」を混ぜてボカシ肥の仕込み完了。
 * 漆喰塗りのときに購入した「ひしゃく」が大活躍。
 *「おから」は近隣の豆腐製造所からいただいたもの。
 * 「米糠」は自宅で玄米を精米したときにできたもの。

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これを40リットルの白ビニール袋に入れて発酵させる。
   *   漬物用容器に入れてみたが、のちのちかき混ぜる時にビニール袋の方が都合がいいことが判明。
 * 関野幸生・渋谷正和『とっておきの野菜づくり~有機&自然栽培だとこんなにおいしい!』(成美堂出版、2017)に掲載されている渋谷農園での作り方を参考にした。

 
さて、できあがったボカシ肥の仕込みを、さっそく、いつもお世話になっている I さんのところに届けた。
たまには I さんの役立つことしなくちゃね。
ところが夕方、ひょっこり I さんが我が家にやって来られ、お手製の牡丹餅を手渡して帰られた。

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