カシコレラ

高校教員を早期退職。「人生は実験だ」を合言葉に妻と信州に移住。 農・DIY・お金稼ぎの経験皆無の凡人が自給的暮らしを探求中。気ままにあれやこれや投稿。ひととひと、農と環境と教育をつなぐ「虹色ラボ」、真に持続可能な暮らしと生き方研究所「いっさ」主宰。

音楽と映画③ Breakfast at Tiffany's

 今回は映画『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチHedwig and the Angry Inch』を取り上げる予定だったが、夜も更けたので、さらっと軽く、映画『ティファニーで朝食を:Breakfast at Tiffany's』を取り上げる。

 * 映画『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチHedwig and the Angry Inch』(ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%89%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%81#%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC

 * ティファニーで朝食を (映画)(ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%81%A7%E6%9C%9D%E9%A3%9F%E3%82%92_(%E6%98%A0%E7%94%BB)


 記憶力に乏しいので、この映画のストーリーもほとんど覚えていない。ウィキペディアの記述をみて、「ああ、そんなストーリーだったんだ」と思う始末。しかし、鮮明に記憶に残っているのが、このシーンとこの音楽。

★ Breakfast at Tiffany's (3/9) Movie CLIP - Moon River (1961) HD

www.youtube.com


↑ 映画のシーンと音楽

★ Audrey Hepburn - Moon River (Breakfast at Tiffany's) [HD]

www.youtube.com

↑ 上記シーンの音楽がいい音質で聴ける

シンプルなアコースティック・ギターと素朴な歌唱の部分が心地良い。
Moon Riverという曲が特に好きなわけでもなく、ヘップバーン贔屓でもないが、
この歌と演奏が大好きだ。

 

 

音楽と映画② Down by LowとPrenom Carmen

 映画Down by Lowは、監督・脚本のジム・ジャームッシュについてはほとんど知らず、トム・ウェイツとラウンジ・リザーズのサックス奏者ジョン・ルーリーという、気になる二人のミュージシャンが出演するのを楽しみに観た記憶がある。

 冒頭のこの曲に強烈に心惹かれた。

★ Tom Waits - Jockey Full Of Bourbon

www.youtube.com

 原題の意味は刑務所のスラングで「親しい兄弟のような間柄」だそうだ。

ダウン・バイ・ローウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC


 ’I Scream, You Scream, We All Scream for Ice Cream’と叫ぶ場面と最後の場面は今も記憶に残っている。

★ I Scream, You Scream, We All Scream for Ice Cream

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★ Ending of Down by Law

www.youtube.com

* DOWN BY LAW (1986) | Official UK Trailer - in cinemas 12th September
https://www.youtube.com/watch?v=DWppde4eoPg


 もう1曲、映画で印象に残っている場面で使われていたトム・ウェイツの曲がRuby's Arms。ゴダールの「カルメンという名の女:Prenom Carmen」のワン・シーン。放映終了後のTV画面上を動く手の映像がとても新鮮だった。

★ Prenom Carmen (1983 Godard film) scene with Tom Waits' Ruby's Arms

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★ Tom Waits - Ruby's Arms

www.youtube.com

 

音楽と映画① A Chinese Ghost Story

 愛読・愛視聴している音楽関係のブログの最新記事、「おばけのロックンロール プレイリスト」に共感・触発されて久々にyou tubeサーフィンを楽しんだ。
https://sycob.hatenablog.com/entry/2022/10/24/125940

 その結果、「音楽と映画」という投稿記事構想が頭に浮かんだ。この極めて忙しい時期にいくつか投稿したくなった。

 Ghostという語句で真っ先に思い浮かぶ映画は、女優デミ・ムーアの「Ghost」ではなく、女優ジョイ・ウォンの「A Chinese Ghost Story」。随分昔のことになるが、この映画もその主題歌も大好きだった。
 懐かしい映像と音楽を見つけた。

◆ A Chinese Ghost Story - Music Video / The Lovers

www.youtube.com


https://www.youtube.com/watch?v=-4VT_pfVA-k

 * チャイニーズ・ゴースト・ストーリー(フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC
(原題:倩女幽魂、英題:A Chinese Ghost Story)は、1987年公開の香港映画。


 ちなみに、Ghostという語句ですぐに思い浮かんだ楽曲は次の2曲。

① Japan - Ghosts(live feat Ryuichi Sakamoto

www.youtube.com


https://www.youtube.com/watch?v=n0hISrMV1W4

② Edwyn Collins - ghost of a chance 
https://www.youtube.com/watch?v=ZTAUWFzCXrs

www.youtube.com



 上記②は、エドウィン・コリンズの楽曲の中で僕が最も好きな曲かも?ghost of a chance という言い回しにも惹かれる。

 Japanの曲で一番好きな曲は
③ Still Life In Mobile Homes (2003 Digital Remaster)

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 JAPANの中心メンバー、デヴィッド・シルヴィアンが歌っている曲で最も好きな曲は
④ Takagi Masakatsu - exit/delete (featuring David Sylvian) - 高木正勝

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 次回は、映画『ダウン・バイ・ロー』(Down by Law)予定。

 

小屋づくりダイジェスト・その2~小屋組

10/12~10/16、小屋組(屋根の部分の骨組み等)の様子を数枚の写真で紹介。

垂木の上に野地板(屋根の下地)を取り付ける
*その他、面戸、広小舞、登り淀の取付け






野地板を張り終えた。

棟換気システムにもみ殻が入り込まないように垂木の下側にも板を張る



天井を受ける角材を取り付け、いよいよ天井板を取り付ける。天井板はこの上に断熱用のもみ殻を載せるためのもの。

天井板の隙間からもみ殻や消石灰が落ちて来ないように、屋根下ボードを張り、その境界に障子紙を貼る。ここからは未知の世界。どうなるか実験だ。

消石灰を混入したもみ殻をとりあえず載せてみた。トンボも作成。

野地板の上にアスファルトルーフィングが張られ、小屋組完了。







小屋づくりダイジェスト・その1~基礎工事から建て方まで

10/3に基礎工事が始まったハーフセルフビルドでの石場建て&もみ殻など自然素材断熱の小屋づくり。たくさんの人の協力で、軸組み、小屋組み、仮の床組み、天井上のもみ殻断熱のための天井づくりと順調に進んでいる。

詳細は改めて報告予定だが、とりあえず、10/8までの経過を数枚の写真で紹介。

(基礎工事初日)

(基礎工事2日目)



(基礎工事最終日・・・敷土台(栗の木)が礎石の上に水平に載せられ、完成!)

(10/11 建て方初日・・・この日は撮影担当者も含め、12人が小屋づくりに参加)

 

(10/12 建て方2日目)









もみ殻準備~小屋の基礎工事・建て方準備その2

建て方終了後すみやかに屋根断熱用のもみ殻4㎥を天井上に載せる必要がある。
基礎工事が始まる前に、もみ殻準備作業を開始。

まずは、運んで来たもみ殻に消石灰を混ぜ込み、フレコンバッグ(フレキシブル・コンテナ・バッグ)に入れるための作業箱(消石灰混ぜ込み箱)を作成。

次に、もみ殻を運搬するための軽トラックの囲い(軽トラ囲い)を作成。

 

10/2、ライスセンターにもみ殻を頂きに行った。

◆もみ殻を頂く

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ライスセンターまで片道10分、もみ殻入手作業に10分、合計30分で2㎥のもみ殻を自宅まで運搬することができるのだが、この後の作業に手間がかかる。

「軽トラ囲い」(①)の後方扉下方を開けて「消石灰を混ぜ込み箱」(②)に約0.2㎥(200リットル)のもみ殻を入れ、消石灰を2リットル投入して混ぜ込み、テーブル(③)を利用して、1トン用フレコンバッグ(④)に6~7割(600~700リットル)のもみ殻を入れて保管する。

消石灰の混ぜ込みについては、非電化工房のWSでは「うっすら白くなる程度」という説明があった。もみ殻に対する体積比、5%、2.5%、1%と3パターン試作してみた結果、1%で混ぜ込むことにした。

屋根断熱に4㎥(4000リットル)、壁断熱に8㎥(8000リットル)、合計12㎥(1万2000リットル)のもみ殻を使う予定。軽トラックで6回運搬予定だ。

秋分も半ば~畑も元気

9月最終日。自宅隣接のラボ1畑の動画を撮ってみた。

◆ 2022.09.30.ラボ1畑動画その1

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第1ハクサイ畝(松島を播種)、サツマイモとオクラの畝、第2ハクサイ畝(早稲種・無双を育苗して定植)、ケール畝、ちらりとキュウリ畝(自家採種用キュウリ)

◆ 2022.09.30.ラボ1畑動画その2

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キュウリとインゲンの畝(自家採種用キュウリ2株)、第3ハクサイ畝(ダイコンと混植)、ズッキーニ畝、第2ラッカセイ畝、ラボ1大豆畝、第2夏ニンジン畝


◆ 2022.09.30.ラボ1畑動画その3

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(ラボ1南側の畝)(ビニールハウス、ノラボウナ畝は省略)サツマイモ・紫芋畝、アズキ畝、ネギ畝、ブロッコリーなど、第1ラッカセイ&ピーマン類畝、ダイコン畝3つ、(ラボ1北側へ)


 

秋分も半ば~空、栗、ヒマワリ、ススキ、そして...

いつの間にか秋分も半ば。
空も秋らしくなり、栗やヒマワリは収穫期を迎え、ススキの穂が美しい時期となった。

 









 



ラボ1畑のスズメに種を食べられ始めているヒマワリのうち、大輪のものを収穫。収穫した種は播種用と採油用。収穫しないものは、半分はスズメたちに提供し、半分は、その場でこぼれ種にする。


空、栗、ヒマワリ、ススキ、勢ぞろい。

そして、たくさんの赤トンボ。
ここに移り住んできて1年目は、どの赤トンボもとても警戒心が強かったが、不思議なことに、2年目からは平気で手に止まるようになった。そのうち、肩や頭に止まるようになるのではと思っているのだが....
(左手首に止まった赤とんぼを右手で撮影)




梅の木をよじ登るカボチャの生命力~カボチャ7号と11号の収穫

カボチャ11号と7号を収穫した(号数は私が果実を見つけた順番)。

(栗の実とカボチャ11号・・・重さ825g)

(栗の実とカボチャ7号・・・重さ400g)

(小屋の敷き土台となる栗の木の端材に載せたカボチャ7号と11号)


上の写真右側のカボチャ11号の親ヅルは梅の木をよじ登って旋回し、さらに遠くに行こうと宙を彷徨っている。


このカボチャの株元は、写真右の方へ3~4m離れたところにある。そこからススキの群生をよじ登り、ススキの中ほど、およそ高さ1mのところに果実(カボチャ11号)を付け、梅の木を登って行った。その後、果実は重みでススキの株元とイバラ(茨)の間の地面に落下。果実をよく見ると落下時やイバラと接触時のものと思われる傷が付いている。

 

この親ヅルは生命力旺盛。親ヅルの先付近から根が旺盛に伸びている様子を見ると1m程ヒマワリに向かおうとしているように思える。果実を収穫した後もどうなるかがとても楽しみだ。



 





 

屋根のある空間づくり~小屋の基礎工事・建て方準備その1

小屋建造のために屋根のある空間を増設する必要がある。濡れては困る資材等を置く場所、雨天時にも作業ができる場所が必要だからだ。薪小屋の前方と後方に単管パイプを延長して波板の屋根を葺いた。

まずは前方に4m×2mの広さの屋根を葺いた。北欧のミュージシャンの楽曲を集めたプレイリストを聞きながら作業。
この時、隣家のJさんは、小さな小屋づくり。屋根に上って金づちで傘釘をトントンと打ち込む作業。
隣に住む男が二人、それぞれの敷地で屋根を葺く作業をしている光景は、とてものどかで微笑ましい光景だったと思う。

 

次に後方に2m×1mの広さの屋根を葺いた。



写真の屋根面積はおよそ14㎡。これだけあればある程度まとまった雨水が集められるので雨樋と雨水貯蔵槽の設置しようと思う。雨樋は竹で作ってみたい。小屋づくりがひと段落してからになるだろうが。

薪小屋の前方にあった木材を後方にコツコツと移動。これで前方の屋根下空間が有効に活用できる。


家の裏手の窓下にも1m×2mの広さ、高さ約1mの屋根のある空間を作った。

 

今回、新たにそれなりの量の単管パイプを購入したが、単管パイプの建造物は解体して別のものに作り替えることができるので、有用な資産になるだろう。そして、単管パイプの組立と波板張りの技術が向上した。他者の役に立つこともあるだろう。

(蛇足)北欧の楽曲を集めたプレイリスト