カシコレラ

高校教員を早期退職。「人生は実験だ」を合言葉に妻と信州に移住。 農・DIY・お金稼ぎの経験皆無の凡人が自給的暮らしを探求中。気ままにあれやこれや投稿。ひととひと、農と環境と教育をつなぐ「虹色ラボ」、真に持続可能な暮らしと生き方研究所「いっさ」主宰。

畑の冬支度①~青草を載せる、シカよけ柵を作る~ 追記:モズのはやにえ

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〈今日のラボ1畑〉・・・ビニールハウスの右後方がラボ2畑その上段がラボ3畑

日中は比較的暖かい晴天日が続いている。
とは言え、ここは信州の標高800mある台地の上。
朝・夕・夜は冷える。
体が冷えないように、野外作業は暖かい時間帯、10時30分~14時30分の間に行うようにしている。

今日も野外作業はのんびり。

まずはダイコンを掘りあげた後の畝に青草を載せる作業(ラボ1畑)。
庭やラボ3畑の青草をコツコツ刈って来て載せる。
「このような地道な作業、僕の性分に合っている」と、作業しながら思う。

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 * 青草を載せるのは、土壌に細胞壁のカルシウムや葉緑体マグネシウムなどを補給することになると考えているからである。
 * 後日、この上に米糠(リン酸、窒素、カリウムの他、ミネラルやビタミンが豊富)を撒く予定。その目的は、① 米糠を微生物のエサとして与え、微生物を増やして活発に活動してもらい、土壌のクリーニング、再生をしてもらう、②  土壌自体に栄養分を供給する、と考えている。
 * さらに後日、この上に、稲わら(無農薬・無肥料の自然栽培のもの)を載せる予定。その目的は、微生物や土壌の構造を守るため、土を裸のままにしないこと、地温を保つこと。

そして、小麦エリアの周辺に竹の棒を立ててロープを張り巡らす作業。

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ここはシカやタヌキやキツネやキジなどの通り道になることがある。
タヌキやキツネやキジはどうぞお通り下さいでいいのだが、シカは麦を食べてしまうこともあるので、シカが侵入しないようにするためのロープを張るのだ。
「ちょっと回り道をしてね」、「ここの麦類は食べないでね」という意思表示。
1m位の高さにロープがあるとシカは嫌がるらしいのだ。
およそ1mと60cmくらいの高さにロープを巡らす。

明日はラボ3畑の小麦エリアにもシカ侵入防止策を行う予定。

(追記)「今日の作業中の出来事」

・竹を刺すとき地面を少し掘ったら、冬眠に入ったばかりと思われるカエルを掘りだしてしまった。丸々と太っているカエルを埋め戻した。
・高さ60cm位の枯草の先にカラカラに乾いた赤とんぼが刺さっていた。もしかして、「モズのはやにえ」だろうか。

◆モズの はやにえ(ブログ「神戸の野鳥観察記」より)
http://www2.kobe-c.ed.jp/shizen/yacho/kansatu/06043.html

◆モズの はやにえ(youtube動画)

www.youtube.com