カシコレラ

高校教員を早期退職。「人生は実験だ」を合言葉に妻と信州に移住。 農・DIY・お金稼ぎの経験皆無の凡人が自給的暮らしを探求中。気ままにあれやこれや投稿。ひととひと、農と環境と教育をつなぐ「虹色ラボ」、真に持続可能な暮らしと生き方研究所「いっさ」主宰。

「虹色未来」⑨It Will Be a Good Day(The River)

 

プレイリスト「虹色未来」、8曲目。

08.It Will Be a Good Day(The River) - Yes

www.youtube.com


歌詞
https://songmeanings.com/songs/view/3530822107859156491/

 Yes、通算18枚目のオリジナル・アルバム『ラダー(The Ladder)』(1999年)2曲目。プレイリスト『虹色未来』は「あまかける」で終えようと思っていたのだが、ふと、この曲が頭をよぎり、8曲目に採用した。

 中学2年生の時、Yesの音楽に出会った。はじめて聴いた曲はラジオで流れた「Going for the one」だったように記憶している(注1)。
 はじめて買ったレコードは3枚組のライブアルバム『Yessongs』。1曲めの「Siberian Khatru (シベリアン・カートゥル)」に衝撃を受けた(注2)。付録についていたコンサートの写真のポスターを部屋に貼り、ステージを想像しながらこのライブアルバムを聴きまくった。

 多々あるYesの魅力のうちの1つは、時折、現れるこの世とは思えないような美しい旋律。例えば、『Tales from Topographic Oceans(海洋地形学の物語)』収録曲「The Remembering」に現れる旋律などはその極みの一例だろう(注3)。 

 2010年頃、ライブDVD『Symphonic Live』に遭遇し購入(注4)。初めて「動くYes」の映像を見て感激。
 2014年、友人Tに誘われて、来日コンサートに行き、生のYesに感激(「Heaven And Earth Tours」)。2016年、再度、友人Tと来日コンサートを堪能(Yes Japan Tour in 2016)。

 現在、コンサートに行けなくても、インターネットを利用すれば、いつでも音楽動画を愉しむことができる。とても便利でありがたい。
 しかし、1枚の写真とライナーノーツに記されたライブの様子を手掛かりに、想像力をめいっぱい働かせて、演奏している姿を一生懸命思い描いていた頃のことを思い出すと、時空を超えてあらゆる映像にアクセスすることができる今の時代に生きる人々は、便利になった一方で、想像力を働かせる機会を奪われているような気もする。

 いんやく りおさんが、現在、ステージではどのように演奏するのか、私は観たことがない。Youtubeにアップロードされている、中学生の頃の生演奏の動画とミュージックビデオで彼のステージを想像力を働かせて思い描く。それはそれでとても愉しい。

「あまかける」と続けて視聴して下さいませ。

07.あまかけるMV - いんやく りお

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(参考)

・Yes - It Will Be a Good Day(The River) のライブ映像。

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注1:
Yes - Siberian Khatru - Live at Montreux [2003] [HD 1080p]

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YES - Yessongs (2009 Remaster) - Full Album & Roger Dean Artwork - 1080HD

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注2:
Yes - Going for the One - Lugano Jazz Festival ~ [2004] [1080p]

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注3:
The Remembering (High the Memory) (2003 Remaster)

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*最高潮に達する17分20秒からの部分でもその旋律を堪能できる。

注4:
Yes - ROUNDABOUT - Symphonic 2001

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* アンコールの曲。オーケストラ団員も楽しそうに踊って参加。Yesの魅力の1つは高度で複雑な演奏も楽し気なところ。

Yes Symphonic Live Complete Songs Performance

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