カシコレラ

高校教員を早期退職。「人生は実験だ」を合言葉に妻と信州に移住。 農・DIY・お金稼ぎの経験皆無の凡人が自給的暮らしを探求中。気ままにあれやこれや投稿。ひととひと、農と環境と教育をつなぐ「虹色ラボ」、真に持続可能な暮らしと生き方研究所「いっさ」主宰。

ミツバチ、トンボだけではなく、生態系全体、そしてヒトへの重大な影響の可能性

【TBS報道特集「ネオニコ系農薬・ヒトへの影響は・・・」】


 昨日、TBS報道特集で「ネオニコ系農薬・ヒトへの影響は・・・」が放映されたようだ。先ほどWEB配信された番組を視聴した。

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 神戸大学大学院教授・星信彦さんのマウスを使った実験に衝撃を受けた。国基準で毒性はないとされる量のネオニコを投与されたマウスが異常行動を示している動画を目の当たりにするのだから。

 * あと6日間、視聴できるようだ。↓
https://cu.tbs.co.jp/episode/20093_2011641_1000011672

 研究者により神経毒性はじめ多様な毒性が指摘されていたネオニコチノイド系農薬。ミツバチ激減の要因ともいわれるが、生態系全体、そして、ヒトにも影響を与える可能性が高いことが明らかになりつつある。

 このことは一部の研究者やジャーナリストにより紹介されてきたが、テレビの報道でも取り上げられたということは画期的?その事実を曖昧にし続けることはできなくなったということだろう。

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(日本有機農業研究会『土と健康10・11月合併号』より)