カシコレラ

高校教員を早期退職。「人生は実験だ」を合言葉に妻と信州に移住。 農・DIY・お金稼ぎの経験皆無の凡人が自給的暮らしを探求中。気ままにあれやこれや投稿。ひととひと、農と環境と教育をつなぐ「虹色ラボ」、真に持続可能な暮らしと生き方研究所「いっさ」主宰。

作物が虫に食われたりする原因 ~吉田俊道さんの考えと実践①

「菌ちゃん先生」のニックネームで広く知られている吉田俊道さん。
「虫が食べるのは弱い野菜。元気な野菜は食べない」という。
では、弱い野菜になる原因は何なのか?

吉田さんは「弱い野菜になる原因」を大きく3つに整理している(『やさい畑(2021年10月号)』p26)。
これを見て、納得!頭の中もすっきり!!

f:id:kasikorera2017:20210911223239j:plain

 

〈吉田俊道さんの経歴〉

NPO法人「大地といのちの会」理事長。(株)菌ちゃんふぁーむ代表取締役
1956年、長崎市生まれ。九州 大学農学部大学院修士課程修了後、長崎県庁の農業改良普及員に。
1996年、県庁を退職し、有機農家として新規参入。
1999年、佐世保市を拠点に「大地といのちの会」を結成し、九州を拠点に生ごみリサイクル元気野菜づくりと元気人間づくりの旋風を巻き起こす。
2006年、総務大臣表彰「地域振興部門」受賞(「大地といのちの会」) 
2009年、食育推進ボランティア表彰内閣府特命担当大臣表彰(吉田俊道)。
著書:「いのち輝く元気野菜のひみつ」「生ごみ先生のおいしい食育」「完全版 生ごみ先生が教える「元気野菜づくり」超入門」など

 * 生ごみを使った野菜づくりで注目されていた吉田さんだが、最近は雑草を使って糸状菌が優先的に活躍できる土づくりからスタートする方法を提唱している。女優・柴咲コウさんの北海道の畑で、この雑草を使った土づくりの指導を行い、注目を集めている。これについては改めて紹介する予定。
 * また、映画「いただきます2 ここは、発酵の楽園」で、吉田俊道さんの考えと実践が紹介されている。


〈WEB上の主な関連記事〉

・吉田俊道「有機農業の世界とコロナ」(長周新聞2021年3月16日記事)
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/20463

・吉田俊道さん取材記事「一杯のみそ汁からできる腸活:発酵食品で免疫力アップ」(ニッポンドットコム 2020.05.01)
https://www.nippon.com/ja/japan-topics/c08001/

・吉田俊道さん取材記事「雑草があれば2カ月で有機野菜作り始められる」常識を覆した土作りの方法とは?(yahoo!japanニュース2020/5/16)
https://news.yahoo.co.jp/byline/satoutomoko/20200516-00178777

・予告編 「いただきます2 ここは、発酵の楽園」

www.youtube.com


 * 1分25秒あたりから吉田俊道さんのメッセージと畑の映像。