カシコレラ

高校教員を早期退職。「人生は実験だ」を合言葉に妻と信州に移住。 農・DIY・お金稼ぎの経験皆無の凡人が自給的暮らしを探求中。気ままにあれやこれや投稿。ひととひと、農と環境と教育をつなぐ「虹色ラボ」、真に持続可能な暮らしと生き方研究所「いっさ」主宰。

シジュウカラの父親?

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シジュウカラの巣に卵があったわよ」
近所の方が声をかけてくれたので見に行った。

穴の開いた植木鉢を裏返して玄関前に置いていたら、シジュウカラがその中に巣をつくったらしいのだ。
今朝、穴からシジュウカラが出ていくのを見かけたので中を見たら卵が10個あったという。

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持ち上げて下さった植木鉢の中を見てびっくり!
ヒナが孵っていて口をぱくぱく開けていたのだ。

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孵ってからせいぜい2~3時間だろう。
親鳥はヒナのためのエサを探しに行っているのだろうか。

このヒナたちが最初に目にした「動くもの」はたぶん僕だ。
「刷り込み」現象により僕はヒナたちの父親になったかも?

 *「刷り込み」・・・動物行動学者であるコンラート・ローレンツが見出した現象。
ヒナが孵化後の一定期間に見た「動くもの」や「声を出すもの」を親だと認識してついてまわる習性のこと。

ところで、我が家の梅の木にシジュウカラが作ったと思われる巣がある。

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そっとしていたのだが、どうしても巣の中を覗いてみたくなった。
脚立に登って覗いた。
空っぽだった。

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(参考) ↓ シジュウカラの卵の写真もあり

◆ シジュウカラ(「森と水の郷あきた 野鳥シリーズ」より)
http://www.forest-akita.jp/data/bird/42-shigyukara/kara.html

 * 美しい写真でシジュウカラのことが詳しく説明されている。
  シジュウカラの卵やヒナの写真もある。