4/25から七十二候の「霜止出苗(霜やみて苗いずる)」。霜が降りなくなって稲の苗が育ち始める頃となった。だが「忘れ霜」という言葉(季語)があるように、霜が降りることも多いから油断ならない時期でもある。
今朝は冷え込み、霜が降りた。
上に上に伸びていた姫踊り子草も
タンポポも、まさに「フローズン」って感じだった。
この時期を象徴する植物に山吹やスズランがある。
・山吹・・・山の陽当たりの良い場所に群生する
バラ科の花。ここみまきはらでも台地の下に降りる山道の両側に綺麗に咲いている。
・スズラン・・・可憐なこの白い花を咲かせるが有毒物質が含まれている。山菜の王様・行者ニンニクに似ているので要注意。フランスでは花嫁にスズランを贈る風習があるらしい。我が家の玄関先のスズランもつぼみをつけ始めている。
参考文献:『絵手紙で楽しむ 二十四節気七十二候』