カシコレラ

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【改定版】地球温暖化防止になるはずがない ~森林バイオマス発電~

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森林を伐採して得た木材を燃やす発電事業(森林バイオマス発電)が地球温暖化防止になるどころか、地球温暖化を悪化させることが、やっと広く認識されるようになってきた。

以前このブログでも紹介したように、「森林バイオマスを使った発電はカーボンニュートラルではない」という書簡を500名以上の科学者が日本政府に提出した。
https://kasikorera2017.hatenablog.com/entry/2021/02/16/201935

この書簡について、森林ジャーナリスト・田中淳夫さんがコメントを発表(BLOGOS「世界中の科学者がバイオマス発電を批判!」)。

このような内容だ。

―― バイオマス発電のために森林が伐採されていること、森林の再生には時間がかかり、数十年から数百年にわたって気候変動を悪化させること、バイオマスの発電利用は化石燃料を使用した場合の2〜3倍の炭素を放出する可能性があることなど、この書簡が指摘している内容は、以前から指摘されてきたことで、あまりにも当たり前すぎるもの。森林を伐採して燃やす森林バイオマス発電が「地球温暖化防止」になるはずがない。

―― 科学者が真摯に突きつけたこの提言に目を通しても「バイオマス発電は再生可能エネルギーで、地球環境をよくします」と平気で口にする役人や学者は、単なるバカか、あるいは見て見ぬふりをする嘘つきである。

さらに、バイオマス発電をめぐる日本政府の政策、バイオマス発電が地球温暖化防止になるという言説の矛盾を指摘している。是非、ご一読を。↓ 

◆ 田中淳夫「世界中の科学者がバイオマス発電を批判!」(「意見をつなぐ、日本が変わる。BLOGOS」2021年03月18日掲載)
https://blogos.com/article/523970/

            *****
(参考)

田中淳夫(森林ジャーナリスト)
・・・森林ジャーナリスト。自然の象徴の「森林」から人間社会を眺めたら新たな視点を得られるのではないか、という思いで活動中。
森林、林業、そして山村をメインフィールドにしつつ、農業・水産業など一次産業、そして自然界と科学(主に生物系)研究の現場を扱う。
自然だけではなく、人だけでもない、両者の交わるところに真の社会が見えてくる。
著書に『鹿と日本人 野生との共生1000年の知恵』(築地書館)『森は怪しいワンダーランド』『絶望の林業』(新泉社)など多数。最新刊は『獣害列島』(イースト新書)。

◆ ブログ「田中淳夫 森から見た日本」 
https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakaatsuo/

◆ ブログ「森林ジャーナリストの「思いつき」ブログ」
  ~田中淳夫の、日本の「森と木と田舎」の話。思いつきだから、丸ごと信じないでください。~
http://ikoma.cocolog-nifty.com/