先日、ラボ3畑のとなりの柿(甘渋柿)を採取しに行った。
到着早々、柿の木に止まっていたヒヨドリが「ヒヨ、ヒヨ」と鳴いて飛び去った。
ところどころにヘタだけ残った柿がある。
ヒヨドリが食べた形跡だろう。
きっとさっきの鳴き声は、「まだ、熟れてないから甘くないよ。甘いのはおれが食べちゃった」って教えてくれたのだろう。
* ヒヨドリ
↓美しい写真があり、鳴き声も再生できます。
◆ canon bird branch project - 野鳥写真図鑑「ヒヨドリ」
https://global.canon/ja/environment/bird-branch/photo-gallery/hiyodori/index.html
でも、僕は、薄切り干し柿や柿酢にするための柿を採りに来たので、完熟していないものの方が好都合。
3mの高枝切バサミで柿の採取を開始した。
カゴに半分、20個ほど柿を採取したところで、ヒヨドリが姿を現し、「ヒヨヒヨ、ヒヨヒヨ~、ヒヨヒヨ、ヒヨヒヨ~」と甲高く鳴いて飛び去った。
「そんなに採るなよ、まだ甘くないんだから、欲張るなよ」
そんな風に聞こえた。
「大丈夫、全部採らないから。どうせ、高いところは届かないし、もうすぐ、完熟しそうな柿は採らないから」
僕はそう呟いて、カゴ一杯、50個ほどの柿を採取した。
〈かつては教材運搬用だったカゴに柿がどっさり〉
〈ラボ3畑の横の柿の木〉・・・竹林の中にある。というか、柿の木やクルミの木がある敷地を竹が覆ってしまったようだ。
〈採取後もまだこんなに柿が残っている〉