11月初旬、伊豆で開催された井戸掘りワークショップに参加した。
講習を受け、井戸掘り道具を製作し、井戸を掘った。
参加者は、皆、とても魅力的で、とても楽しいイベントだった。
なぜ、そのようなイベントに参加したかというと、水は命の源、生きていくのに不可欠なもの、そして、水へのアクセスは人権であるにもかかわらず、それを金儲けの商品にしようとする動きがあるからだ。
現政権(今の政府)は、世界の潮流に逆行し、水道事業の運営権を民間企業に売却し、企業(特にグローバルな企業)やその株主が利益を得られるしくみをつくりあげた。
実際に自分で井戸を掘ることはないかもしれないが、水を金儲けの商品にしようとする恥知らずな動向へのささやかな抵抗の気持ちで参加した。
水の問題はすべての人が目をそらさず真剣に考えるべきだと心底思う。
雑誌記事を1つ紹介。
◆ビッグイシュー・オンライン(2018.7.10.)
関良基「水は必須の『社会的共通資本』」
(ビッグイシュー日本版 312号(2017.6.1)より記事転載)
http://bigissue-online.jp/archives/1071909679.html
<参考>
水政策の裏・関良基氏インタビュー(IWJ you tube)
https://www.youtube.com/watch?v=9p6d7z1wr84