カシコレラ

高校教員を早期退職。「人生は実験だ」を合言葉に妻と信州に移住。 農・DIY・お金稼ぎの経験皆無の凡人が自給的暮らしを探求中。気ままにあれやこれや投稿。ひととひと、農と環境と教育をつなぐ「虹色ラボ」、真に持続可能な暮らしと生き方研究所「いっさ」主宰。

栗の実

庭の栗の実がすくすく育っている。

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「栗の木に薬剤(殺虫剤)を散布しないと栗の実はできないよ」と以前の家主さんに言われていた。
確かに、栗毛虫が大発生し、放置しておけば、葉がほとんどなくなり、栗の実はできなかったのだろう。
だが、栗毛虫を竹の棒で根気よく落としたので、写真のように栗の実はしっかり育っている。

「栗の木に薬剤(殺虫剤)を散布しないと栗の実はできないよ」ではなく、
「栗の木に殺虫剤を散布しないなら、それ以外の栗毛虫退治の労力をかけないと栗の実はできないよ」ということだろう。
栗毛虫を竹の棒で落とす作業は大変だったが、卵や幼虫の段階で対処していればもっと楽だったはずだ。

農業にせよ、医療にせよ、あまりにも安易に多くの薬剤が使われ過ぎている。
薬剤使用が自然界や人間に多大な悪影響を及ぼしていることにしっかりと目を向けるべきだと思う。

ところで、冒頭の写真の拡大写真をよく見るとアマガエルがいる。
高さ4mくらいの位置にある栗の葉にぺったりくっついている。
この高さまで登ってどういうつもりなのだろう、と不思議に思った。

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