今日、ようやく、ビニールトンネルを作った。
セルトレイで発芽したトマトなどの苗をポットに鉢上げした後、この中で適切な大きさに育ったら畑におろすのだ。
強風に煽られながら、一人であくせくビニールを張っていたら、近所の方が「手伝おうか?」と声をかけてくれた。よほど、悪戦苦闘しているように見えたのだろう。
「大丈夫で~す。ありがとうございます。」と軽やかに応えて何とか一人で完成させた。
我が家は標高740mの台地上に位置する。
強風にさらされやすいことは覚悟していたが、昨日からの強風には、
「こんなに風が強い場所なら、作物育つの厳しいなぁ……」と困惑。
だが、このような強風は珍しいらしい。
そんな日にビニールトンネル作るのが無謀だったのだ。
さて、無肥料栽培の畑設計では風対策がとても大切だ。
風が強いと、植物は茎を太くしようとして「栄養成長」を活発にするが、実をつける、種をつけるという「生殖成長」はあまり進まなくなる。
柔らかい風が爽やかに流れるような畑設計が大切だという。
(岡本よりたか『無肥料栽培を実現する本』マガジンランド、2017年)
畝の向きや配置を工夫するとともに、ソルゴー(コウリャン)、ひまわり、お茶などを畑の際に植えることを考えている。
7mにわたり一直線に種を蒔いたソルゴーはすくすく育っている。