今日は2019年3月1日。
日本による植民地支配下の朝鮮で起こされた三一独立運動の100周年記念日。
1919年2月8日、日本に留学中の朝鮮の若者たちが独立宣言文を発表。
それに刺激された朝鮮国内の民族主義者33人も「独立宣言文」を作成し、
1919年3月1日、現在のソウルのタプコル公園で発表した。
これを契機に朝鮮半島全土で「独立宣言文」を読み上げてデモ行進を行う独立運動が展開された。
この「独立宣言文」、
世界史の授業では、わかりやすい要約文を紹介しただけだったが
全文を読むと、さらに奥が深く、ひしひし心打たれる内容である。
「授業1時間全部使って全文を丁寧に読む授業をしても面白いかも!?」と思うくらいだ。
『週刊金曜日』2019年2月22日号で
「3.1朝鮮独立運動」の特集が組まれており、
「独立宣言文」全文が現代日本語に丁寧に訳されている。
図書館で閲覧するなどして是非読んでみて欲しい。
『週刊金曜日』が図書館にない場合はリクエストしてみるのもいいかもしれない。
* 週刊誌『週刊金曜日』2019年2月22日号特集「3.1朝鮮独立運動」を紹介
https://www.youtube.com/watch?v=ORrwHFa8P5A
現在の日本政府は、韓国・朝鮮との対立を煽るような立場をとっており、
マスコミもそれに同調しているのが大変残念である。
日本の植民地時代の朝鮮について考えるとき、
浅川巧のことも思い出して欲しい。
浅川巧について紹介したプリントを読み返すのもいいかもしれない。
* 浅川巧を題材にした映画『道~白磁の人~』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=ZLxTkpCUT44
* 映画『道 ~白磁の人~』公式サイト
http://hakujinohito.com/index.html