カシコレラ

高校教員を早期退職。「人生は実験だ」を合言葉に妻と信州に移住。 農・DIY・お金稼ぎの経験皆無の凡人が自給的暮らしを探求中。気ままにあれやこれや投稿。ひととひと、農と環境と教育をつなぐ「虹色ラボ」、真に持続可能な暮らしと生き方研究所「いっさ」主宰。

くらし

大寒にラボ4畑から北アルプスを望む (追記:24節気と72候)

今年は今日1/20が24節気の大寒(あるいは今日から立春の前日、1/20~2/2が大寒)。72候では款冬華(ふきのはなさく:1/20~1/24)時期(大寒の初候)。 * 大寒・款冬華 24節気と72候(「暦生活」)https://www.543life.com/season/daikanふきの花を探してみ…

【本日より放映】『人新生の「資本論」』の著者、 斎藤幸平さんが 『100分de名著 』に出演

今、話題の書『人新生の「資本論」』の著者、斎藤幸平(世界が注目する33歳の気鋭の経済思想研究者:大阪市立大学経済学研究科准教授)さんが、NHK・Eテレ『100分de名著 資本論 マルクス』に出演。https://www.nhk.or.jp/meicho/ 本日(2020.01.04.)から1月…

ラボ1畑に残っていたダイコンをすべて掘りあげた

ラボ1畑で一番大きく成長したダイコン。 新幹線地下工事の建設残土で埋め立てられたラボ1畑。地下20cmより深い部分にはまだまだ大きな石が埋まっているため、作物が十分に育たない。この部分は深い部分の大きな石を掘りだしたためだろう、ラボ1畑にしては大…

自然療法

〈今日、届いた本〉 * 右上の『自然療法』は以前から持っていたもの 自然療法についてまとまった学習をしようと思って注文した本が、今日、届いた。西洋医学に限界があり、日本の医療の現状に問題がある中、自然療法の考えを1つの基盤にして、自分たちの健…

マーク・ボイル『無銭経済宣言――お金を使わずに生きる方法』

〈最近まとめて読んだ本〉 昨日、フリーエコノミー(無銭経済)運動の提唱者マーク・ボイルの第2作『無銭経済宣言――お金を使わずに生きる方法』を読み終えた。購入したまま読めないでいたのだが、読み始めると止まらなくて、494ページ、一気に読んだ。 * フ…

主な出来事まとめて10日間

10日間ほどブログを更新せず。主な理由は、①こまごまとしたことで多忙だったこと、②自由な時間は読書にあてていたこと(まとめて数冊本を読んだ)、③書きたいことはたくさんあるのだが書くには時間がかかる内容のものが多いのでまだ書くことができていない、…

馬力 ~馬が交通手段となる地域~

化石燃料を使用せず、お金で燃料を買う必要もない交通手段として、数年前から馬の利用を妄想していた。馬ならエサを自給すればお金で燃料を買う必要もなく化石燃料も使用しない。「馬に草を食べさせて、たまにはニンジンもあげよう。そうしたらお金がかから…

赤とんぼが手に止まる爽やかな一日 ~今日の畑より~

快晴。暖かくて風も爽やかな気候。カメラを手に畑にでるといきなり赤とんぼが手に止まった。一匹だけではなく、次から次へと僕の手や腕に止まりに来る。以前はこの上なく警戒心が強かった赤トンボなのに不思議だ。 さて、今日の畑の写真より。〈ネギとアフリ…

ススキの活け花

いろいろないきさつがあり、茶道をしている知人にラボ3畑のススキを送った。 〈我が家を見下ろすラボ3畑のススキ〉 中秋の名月の時と、茶道教室の時と、素敵に活けて飾って下さった。その際の写真まで送っていただいて、とてもとても嬉しい気持ちになった。…

【修正版】安全・安心なリンゴ① ~リンゴの皮と中身とネオニコチノイド系農薬~

自宅から車で15分程のところに「無農薬リンゴ」を栽培しているリンゴ園があることを知り、購入してきた。 虫対策に木酢酢のみ使用し、化学農薬は使用していないリンゴだ。残留農薬の心配がなく、とても美味しい。そして、皮ごと食べることも可能だ。「農薬を…

キュウリの意志・キュウリの権利

上の写真は我が家の畑の巨大なキュウリ。収穫せず、タネを取るために残してある。大きさは長さ45cm、直径12~3cmほど。このキュウリは、今、子孫を残すべく、タネを完熟させているはずだ。 通常、長さ20cm、直径3cmくらいに成長したキュウリを収穫して、お…

中秋の名月

今日は中秋の名月。ススキはふんだんにある。ススキを採取してきて月見の準備。 お供え物は今日収穫したばかりの栗。 月が空に登るのを待つ。 月が見えた。 今日もいい一日だった。感謝。

ラボ4畑のヒマワリ収穫と種取り

9月16日の起床時、ラボ4畑のヒマワリに呼ばれている気がした。気になって出かけてみると鳥か虫に種が食べられているヒマワリがちらほらと見受けられた。多少食べられてしまっても、10月になって、すっかり枯れて熟してから収穫しようと思っていたが、急遽予…

栗初収穫

雨上がり。庭に出てみると栗が落ちていた。初収穫。栗の木を見上げると、今にも落ちてきそうな実がちらほら。 落下した栗をすぐに見つけられるように栗の木の下を整備した。いよいよ、栗の季節。

間引きニンジンとお好み焼き

キャベツの代わりに人参の葉でお好み焼きをするとおいしいと、本に書いてあった。 *吉田俊道『生ごみ先生の元気野菜革命』ちぢみ感覚で、間引いたニンジンとニンジン葉でお好み焼きを作ってみたら、この上なく美味しかった。おまけにニンジンを皮も含めて丸…

ごちそうに目がない その5(理想のデザートのイメージ③)

また、カボチャでかたじけない。小豆は添えていないが、裏庭のダイコンの花と種を添えたので一歩前進。 * ダイコンの花と種もおいしく食べられる。そして、お金をかけないという点でも少し前進。光熱費をかけずにできたデザートなのだ。このカボチャは蒸さ…

歯磨き剤について考える

【あったら怖いもの】:チョコレート味の歯磨き剤 ↑ これ、僕が若かった頃、思いついた馬鹿話なのだが、実は、現在、僕は歯磨き剤を使わない。この話題は後回しにして、まずは歯磨き剤と環境問題について僕が考えたことを書いてみる。 ◆ 歯磨き剤と環境問題 …

ごちそうに目がない その3(理想のデザートのイメージ①)

今日もたくさんの好意をいただいた、いい一日だった。そのうちのひとつ。丁寧に朴の葉(ほうのは)に包まれたその中は。 手作りおはぎ。アズキ餡とずんだ餡の二種類。 * ずんだ餡は枝豆で作る餡。 しかも、原材料となるアズキもエダマメも自分の畑で栽培し…

ごちそうに目がない その2 ~RAW CAKE(非加熱ケーキ)~

最近のちょっとした贅沢。「ピュアプランツ」のRAW CAKE(非加熱ケーキ)を買って来て食べること。お気に入りはRAWパフェ。 パフェといっても、乳製品や砂糖は使用していない。アーモンド、カシューナッツ、ココナッツなどのナッツ類や、アガベシロップ、メ…

ダマシ退治

上の写真は、キュウリの葉に上にいるテントウムシダマシ(ニジュウヤホシテントウ)。僕は略して「ダマシ」と呼んでいる。ここのところ僕をずっと困惑させているのは、この子たちなのだ(そのせいでオソメと一緒に撮影している暇もない)。 「ダマシ」は、ジ…

自給作物といただきもの

あまり見映えは良くないのだが、上の写真は、7/21にラボ1畑で収穫した作物。キュウリ、ズッキーニ、インゲン、リーフレタス、春菊、ニラ、大根葉。これにジャガイモを加えて、この日の夕食の主要材料はラボ1畑の自給作物だけでまかなった(主食をジャガイモ…

丸かじりキュウリがうまい! ~八町キュウリ~

最近のお気に入りはキュウリの丸かじり。空腹時にすぐに食べられる。しかも、このキュウリとてもおいしいのだ。 八町キュウリという信州の伝統野菜。 ◆ 八町きゅうり(信州の伝統野菜) https://www.dentou-yasai.jp/list/18.html野菜ソムリエの戸谷澄子さん…

失敗して学べる幸せ

7/18、18:30頃、ラボ4畑。夕方の農作業を終えて、静かな喜びと幸せを味わっていた。その時にラボ4畑を撮影した写真がこれ。 この日は5日ぶりにラボ4畑に行った。重粘土質のラボ4畑は降雨後はぬかるんで畑に入れないのだ。久しぶりのラボ4畑は予想通り草だら…

タネ、食の安全保障

今日は雨。農作業はできないが、市民活動でやることがたくさん。でも、今日はのんびりしたい。届いたばかりの『ビッグイシュー386号 2020.7.1.』を斜め読み。 特集記事は「タネ、食の安全保障」。とても興味深かったのは、タネ好きが高じて15歳のときにタネ…

6月29日のラボ1畑

「こんにちは。オソメだよ。6月29日のラボ1畑の様子をレポートするわね」「これはオクラ。背丈追い越されちゃった。まあ、仕方ない」 「ズッキーニも大きくなったわね~。花が咲いて実もつけ始めたわ。ああ、あたしが載ってるから見えないって?」 「きゅう…

「アースシップ」というオフグリッドハウス

雑誌「ビッグイシュー376号 2020.2.1」で紹介されていた「アースシップ」というオフグリッドハウスについて調べてみた。 アースシップとは「『快適な住処、 水、食べ物、排泄物の処理、電力、ゴミの処理』という私たちが暮らす上で必要なことを自然エネルギ…

干しタケノコ

12本採取したタケノコは、茹でた後、柔らかい上部半分は近日調理用に冷蔵庫に保存。数回の料理でおいしくいただく。 そして、やや硬めの下部半分は、小さく切って天日干し。 晴れの日1日、曇の日1日、合わせて2日間干したら、このように縮んだ。 その後、保…

タケノコ(淡竹)採取

自宅すぐそばの竹林には、このような心温まる看板が建てられている。 ここは、「地域の子どもたちにタケノコ採取をさせたい」ということで、僕も参加して、冬に整備した竹林だ。 子どもではない僕も、しばしば、タケノコ採取に行く。その日に食べる分だけを…

赤いイチゴ~じつは実ではなく~

ふと一息。イチゴを覗いてみた。 もう花の付け根が大きくなっている。 あちこち探して赤いものも発見! この赤い、花の付け根が大きくなった部分は、花托(花床)と言って、実ではない。花托の中のつぶつぶが実で、このつぶつぶの中に種があるらしい。 さっ…

初タケノコ ~「タケノコも爆発だ」~

早朝、自宅から50mほど離れた地点でタケノコ発見。 マダケのタケノコ。この地域の人はマダケのタケノコは掘らない。根元を足で蹴り折っておしまい。あっという間にタケノコ収穫。写真のタケノコ、岡本太郎の芸術作品みたい(「芸術は爆発だ」)。「タケノコ…