カシコレラ

高校教員を早期退職。「人生は実験だ」を合言葉に妻と信州に移住。 農・DIY・お金稼ぎの経験皆無の凡人が自給的暮らしを探求中。気ままにあれやこれや投稿。ひととひと、農と環境と教育をつなぐ「虹色ラボ」、真に持続可能な暮らしと生き方研究所「いっさ」主宰。

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「花はどこへ行った」③ ~反戦歌としての知名度が高まるまで

1962年。背景にベトナム戦争があったのだろう。ピーター・ポール&マリー、そして、マレーネ・ディートリッヒが、「花はどこへ行った」をカバーし、ヒットさせた。以降、反戦歌として広く親しまれるようになった。 次のライブ映像はピーター・ポール&マリーの…

「花はどこへ行った」② ~歌詞と曲構成

まずは、ドイツの女優・歌手のマレーネ・ディートリヒが歌うドイツ語の「花はどこへ行った」を紹介する。これを聴くと、反戦歌としての意義や歌詞と曲構成の魅力を云々する以前に、この曲が心に沁みる名曲だということを実感する。 ◆ 【ドイツ語】花はどこへ…

「花はどこへ行った」① ~曲の誕生

反戦歌として有名なピート・シーガー作「花はどこへ行った :原題Where have all the flowers gone?」。まずは、ジョーン・バエズ(Joan Baez)による歌と演奏を紹介。英語の歌詞と日本語訳が字幕に表示される。 ◆【英語】花はどこへ行った (Where have all …

Volare ~夏らしい懐かしい曲と遭遇

反戦歌として知られる Where Have All The Flowers Gone(邦題:花はどこへ行った)について調べていたら、夏らしい懐かしい曲に遭遇した。スペイン系ロマのバンド、Gypsy King's(ジプシー・キングス)がカバーしたカンツォーネのヒット曲’Volare’。日本で…

おいしい茶豆が収穫できそうだ

春先のこと。コンパニオンプランツにするためのエダマメのタネが少ししかないことに気が付いた。その矢先、物々交換で茶豆のタネが手に入り、とても助かった。茶豆は、茶色い薄皮が特徴的な「枝豆」の一種だ。 コンパニオンプランツ用以外の茶豆のタネは育苗…

美しく逞しく美味しい ~発芽実験ズッキーニのその後

上の写真は自宅隣接のラボ1畑のズッキーニ(9株のうちの1株)。6月下旬の写真だ。直径も高さも1mを超えている。 大きいだけではない。とても逞しく美しい。太い腕(葉柄)が放射状にバランス良く綺麗に伸びていて、下方の腕(葉柄)は畝をしっかり押さえつけ…

ラボ4畑・大豆畝の草刈り ~7/17の大豆の様子

梅雨が明けたかと思いきや、梅雨の状態が続いている。草の生育の勢いが凄い。急遽、草刈機で大豆畝の草刈りを行った。 現時点ではポリマルチ畝の大豆の成長が芳しい。(①畝~④畝) (⑤畝、⑥畝)(草ゾーンと⑦畝、⑧畝) (⑫畝~⑭畝)

ラボ4畑の大豆の草処理 7/7

土層・土壌環境に恵まれないラボ4畑では草の勢いも弱い。それでも7月にもなると大豆の成長の障害になるくらいの草は生えてくる。 ポリマルチ畝は草刈機で通路の草を刈るだけでよい。 竹チップマルチ畝はその後、株間の草を手鎌で刈り、状況によっては土寄せ…

大豆苗の定植 5/29~6/2

5/29~6/2にかけて、ラボ4畑の14本の畝に大豆の苗を少しずつ定植した。ポリマルチ畝が6本、竹チップマルチ畝が8本。 セルポットで育てた可愛い苗たち一つひとつを手で植えていく作業は手間がかかるが、時間に追われず焦らずに行うならばとても心地いい。 (…

レモンの連想・その2 ~文学・美術~

10月5日は「レモンの日」。1938年10月5日に高村光太郎の妻・智恵子(長沼智恵子)が亡くなったのがその由来。「レモン哀歌」は、亡くなる数時間前に智恵子さんがレモンを齧る様子を綴った詩なのだ。 「レモン哀歌」について調べてみて、興味を持ったのは智恵…

レモンの連想・その1 ~音楽~

「レモン」という語句で脳裏に浮かぶ曲は次の3曲だ。 ・曽我部恵一 レモン www.youtube.com ・Polaris - 檸檬 www.youtube.com ・伊藤ゴロー feat.原田知世 レモン www.youtube.com 少々、マニアックな選曲だ。調べてみたら、米津玄師「Lemon」という曲の知…

「あまかける」でサルサ ~いんやく りお『Garuda Ryukyu』、大手通販サイトでも販売

夕刻、農作業をしていたら、急に雨が降り出した。帰宅後すぐに入浴。いい気分になったところで、サルサのステップを踏みたくなった。 選曲した音楽に合わせてサルサ風にステップを踏んだ。選曲した数曲の中で一番、心地よくステップを踏めたのが、意外にもこ…

スペルト小麦の収穫

7/13、夕刻、スペルト小麦を収穫。収穫中、坂の上からユニック車が降りて来てピタリと停車。「珍しいもの作ってるね」と車内の男性が声をかけてくれた。坂の上にお住まいの方のようだ。車に駆け寄って収穫したスペルト小麦の硬い穂をお見せしながら和やかに…

ユメアサヒとライ麦の収穫

上の写真。見苦しい青いネットは、スズメがユメアサヒを食べ尽くしてしまうのを防ぐためのものだ。 6/25の夕刻、スズメたちがユメアサヒを食べ漁っている現場を目撃した。6月上旬、竹内孝考『自給自足の自然菜園12か月』に記載されている方法で防鳥糸をしっ…

無煙炭化器と「非貨幣経済ごっこ」

竹炭・木炭を手軽に作る、栗の毬などを煙を出さずに燃やすなどなど、さまざまな目的があって、無煙炭化器(直径98cm)を購入した(下の2枚の写真は友人が撮影したもの)。 無煙炭化器(モキ製作所)https://www.moki-ss.co.jp/burning/anthracite-equalizer?…

"DEMOCRACY FITNESS"という概念~対話など民主主義の技量を鍛錬する

みんなが納得するまで、対話を重ねることが民主主義の過程(プロセス)である。十分な話し合いをせず、多数決を採って物事を決めてしまうのは民主主義ではない。民主主義の本質は少数意見であっても尊重することだ。少数の意見だからと言って切り捨てず、対…