* 欧州議会が出版した“Gene Editing - Myths and Reality: A Guide through the Smokescreen”の日本語版。 長く市民の立場から科学者たちの見解に基づいてバイオテクノロジー技術への批判活動を行ってきたNGO、GMWatchのクレア・ロビンソン氏が、分子遺伝学者のマイケル・アントニウ博士のアドバイスの下、膨大な科学論文を踏まえてゲノム編集食品に関する企業側の宣伝が事実とは大きく異なっていることを検証したもの。 2021年2月に欧州議会で報告された。 バイオテクノロジー企業による宣伝文句「神話」と科学者の研究などから明らかになった「現実」とが比較された後、その解説が続き、最後に参考文献が示されている。 8章から構成されているが、どの章も独立性が高いので、関心のある章から読み始めることができる。