カシコレラ

高校教員を早期退職。「人生は実験だ」を合言葉に妻と信州に移住。 農・DIY・お金稼ぎの経験皆無の凡人が自給的暮らしを探求中。気ままにあれやこれや投稿。ひととひと、農と環境と教育をつなぐ「虹色ラボ」、真に持続可能な暮らしと生き方研究所「いっさ」主宰。

サツマイモ試し掘り

 10/6、サツマイモの試し掘りをした。時期尚早だとは思ったのだが、昨年、遅れて失敗したので観察のために行った。おおむね健康に芋が育っていたが。石が邪魔になって成長に支障をきたしているように思える芋が多々あった。定植前の畝づくりの際の石の除去がまだ不十分だったようだ。予想通り、掘り上げてしまうにはまだ少し早い様子だった。

 試し掘りから1週間経過した。近日中に、サツマイモ掘りを行う予定だ。

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菌ちゃん畝1号完成

 10/14,吉田俊道さん推奨の方法で試作していた畝の第1号(菌ちゃん畝1号)が完成した。雑草を活用して「糸状菌が優位となる畝」を作る方法だ。

 *参考:雑草による無農薬・無肥料栽培の土づくり ~吉田俊道さんの考えと実践②
https://kasikorera2017.hatenablog.com/entry/2021/09/14/211314 

 10/9、周囲に溝を掘り、高畝をつくり、その上に畝にススキと竹チップを載せておいた。ススキと竹チップが雨に濡れ適度に乾いて温度が上がったので、かまぼこ型に成形し、ポリマルチをかけ、毛細管現象で水分が上昇するように石と土を載せて出来上がり。
 菌ちゃん畝2号、3号と来春に向けての準備を進める予定だ。

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雑草による無農薬・無肥料栽培の土づくり ~吉田俊道さんの考えと実践②
https://kasikorera2017.hatenablog.com/entry/2021/09/14/211314

雨を待っていたんだね~直播のライ麦・スペルト小麦の発芽

 今朝、雨が一時止んだので、直播したライ麦とスペルト小麦の様子を見に行った。発芽していた。耕した部分がカラカラに乾燥し、昨日まで発芽する気配がなかったのだ。
雨が降ったら発芽するだろうと思っていたが、これほどすぐに発芽するとは予想していなかったのでやけに嬉しい気分になった。

(昨夜から今朝の雨で発芽したライ麦

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「雨を待ってたんだね」と心の中でつぶやきながら頭を駆け巡った音楽2曲。
The Velvet Underground & Nico - I'm waiting for the man
Donald Fagen - Walk Between Raindrops

この2曲の興味深い演奏をyoutube上に見つけた。

I'm waiting for the man(live) Lou Reed and David Bowie
https://www.youtube.com/watch?v=W4VEXl4vsq4

Walk Between Raindrops (Live From The Orpheum Theatre) · Donald Fagen
https://www.youtube.com/watch?v=VojIs7zuKHo

Walk Between The Raindrops, Donald Fagen - 'Take Twenty' (in lockdown)
https://www.youtube.com/watch?v=Wgi_Yih0C-w


〈麦類播種の記録(途中)〉
10/5、ラボ3畑にスペルト小麦3条直播
10/7、ラボ2畑にライ麦3条直播
10/11、ラボ3畑にスペルト小麦1条直播
11/12、ラボ3畑にスペルト小麦1条直播

麦類の播種開始 

麦類の播種の時期到来。秋から冬にかけて予定が多々あるため、今年は作付面積を減らし、栽培の実験と種を繋ぐこと、種を増やすことを目的にする予定。9月後半から播種を始めようと思っていたが、少し遅れ気味。

10/2(土)、パーマカルチャーで麦栽培の研修を受けた。プラグトレイ(セルトレイ)に種を蒔き、育苗してから定植する方法。ユメアサヒという品種の小麦の種を蒔き、自宅に持ち帰った。2週間後に育った苗をラボ2畑に用意した畝に定植予定だ。

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10/3(日)、今年収穫したライ麦とスペルト小麦の種をプラグトレイに蒔いた。スペルト小麦の種を硬い殻から手で1つずつ外す夜なべ作業が大変だった。育った苗をラボ2畑に用意した畝に定植予定だ。

(128穴のプラグトレイに殻から外したライ麦の種を5粒ずつ蒔いた)

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10/5(火)、ラボ3畑にスペルト小麦の種を殻付きのまま直播した。

(10cm間隔で3~4cmの深さの穴を掘り、殻付き種を3粒ずつ、とりあえず、3条蒔いた。1条=6m30cm)

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予定より遅れていても焦らず慌てず1つ1つの作業を自分なりに丁寧に行っている。贅沢かつ、とても愉しく面白い。



 

雨上がりの朝に

雨上がり。畑の土を踏み固めくないので雨は上がっても畑作業はできない。
落下していた栗の実が雨に濡れている佇まいを見て、雨上がりの畑の様子を撮影したくなった。畑の中を歩くのも好ましくないのだが、今日は特別。

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(こぼれ種から自生したブラックチェリー(ミニトマト)。育苗したトマトがそろそろ終わりを迎える頃、旺盛に実をつけている。)

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(豆柿。柿渋を作るために先日収穫したのだが、豆柿の繁殖意志と鳥たちの食料のために高い位置のものは残してある。)

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(カボチャの雄花。おしべの花粉のすぐ下まで水が溜まっている。)

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スガシカオ- 雨あがりの朝に

www.youtube.com

 

「カボチャ4兄弟姉妹」の収穫


昨年も一昨年もうまく栽培できなかったカボチャ。今年の目標の1つはカボチャを収穫することだった。

9/29、ラボ1畑のカボチャを新たに5つ収穫した。そのうちの4つは「カボチャ4兄弟姉妹」。とても旺盛な1つの株に実った4つの果実だ。

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(カボチャ4兄弟姉妹。世間では当たり前なのかもしれないが、1つの株に4つも果実ができたのは、畑としての条件に恵まれない現在のラボ1畑にとっては素晴らしい出来事。株元近くに竹チップが積んであった成果かもしれない。)

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(ひとつひとつがずっしり重い。黄色いものは自家採取用キュウリ。全長35cm。)


そして、9/30、寂しいと思いながらも次の準備のため、「4兄弟姉妹」の株を撤去。その際、全貌を記録に残すため、道路で記念撮影した。

(緑の棒の長さは180cm。道路幅は7m。)

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まだ、根を残してある。次の楽しみは根を掘り出して観察することだ。

逞しく微笑ましいカボチャ



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上の写真はこの時期になって可愛らしい果実をつけているカボチャの先端付近。ダイコン畝の寒冷紗に乗り上げている(下の写真参照)。

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このカボチャの株元付近には立派な果実ができていた。1か月ほど前にそれを収穫し、周辺の葉が枯れた後も、ツルが南北両側に伸び続けていた。下の写真がこのカボチャの現在の全体像だ。株元から、北(写真左方向)へ6m、南(右方向)へ6m、ツルが伸び、全長12mに達している。

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株元近くの葉はすっかり枯れているが南北両端は旺盛。子どもが独立した後、それぞれが我が道を邁進している夫婦を連想していた。ところが、最近、北側(上の写真左側)のツルの先端付近に可愛らしい果実ができたのだ。
そして、南側(上の写真右側)のツルは、隣家の敷地に越境し、電気給湯装置を登り始めた。私もついでに越境して北側先端付近をじっくり観察したところ、根元が膨らんだ雌花が3つも確認できた。

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何とも逞しく微笑ましい。

稲刈り始まる

昨日は爽やかな秋晴れ。

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(↑ ここは自宅付近。稲刈りの場所は台地の下。)

「名もない農家」の「やさしいお米つくろっ!」チームの稲刈りが始まった。貴重な無農薬栽培の米づくり。しばらくの間、はぜ掛け(はざ掛け)作業が続く。

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キュウリの自家採取 ~種出し・発酵・水洗い・水選・脱水・乾燥

9/15に落下した自家採取用キュウリ。追熟させていたが少し傷んできた様子なので9/19に種出し作業を行った。
ビニール袋に入れて発酵させ、本日9/22に水洗い・水選・脱水作業を行い、乾燥の段階に入った。天日干し&陰干して、種を手で割った時、パリッと2つに割れれば乾燥終了だそうだ(自然農法国際研究開発センター編『自家採種のコツのコツ』)。
自家採種3年目の今年の目標はその精度を上げること。

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栗の実が落ちていた。ゲンノショウコとタンポポの花を見つけた。

朝、外に出たら栗の木の下の台の上にちょこんと栗が載っていた。

「おいらには固くて食えないから置いておくぜ」とタヌキが置いて行ってくれた場面が頭に浮かんだ(汗・笑)

草に埋もれかけているイチゴエリアにゲンノショウコタンポポが可憐な花を咲かせているのを見つけた。

ゲンノショウコは優れた薬効があり、干して薬草茶にしている。

2020-09-20
薬草ゲンノショウコ(カシコレラ
https://kasikorera2017.hatenablog.com/entry/2020/09/20/214512

 




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