カシコレラ

高校教員を早期退職。「人生は実験だ」を合言葉に妻と信州に移住。 農・DIY・お金稼ぎの経験皆無の凡人が自給的暮らしを探求中。気ままにあれやこれや投稿。ひととひと、農と環境と教育をつなぐ「虹色ラボ」、真に持続可能な暮らしと生き方研究所「いっさ」主宰。

タケノコの意外な展開

予定通り、朝、タケノコ採りに家の前の竹林に行った。

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マダケ(真竹)の竹林の際に、にょきにょきとタケノコが生えている。

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マダケは別名を苦竹といって、収穫後時間が経過するとエグみがあるが美味とされる。
収穫直後だとエグみはない。
地上部を切り取るだけでいいらしいが、軽くシャベルで掘ってみた。

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収穫したタケノコ。
昼食時に油でさっと炒めて食べようと思っていた。
ところが、近所に住む  I さんが朴葉(ほおば)に包んだお手製のタケノコのおやきとタケノコご飯を持って来て下さった。
収穫したばかりのタケノコを料理して下さったのだ。

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そのため、朝のタケノコは夕食に回り、少々エグみが出てしまい、予定が狂ってしまった。
しかし、それを差し引いても余りある、美味しく、嬉しいおやきとタケノコご飯だった。

 * おやき(お焼き)・・・長野県の郷土料理。小麦粉やそば粉でつくった皮で野菜・山菜の具材を包んで焼いた食品。


さて、日本全国、森林同様、竹林が荒れ果てていることが社会問題となっている。
竹を使わなくなったこと、地方で人口が減ったことなどが原因で、竹林に人の手が入らなくなっているからである。
わが家の前の竹林も荒れ果てつつある。

竹林はタケノコだけでなく、竹という資源の宝庫である。
竹林再生についてしっかりとした知識と技術を身につけて、竹林を再生したり、竹という素材を最大限活用したりできるようになりたい。
 *今は支柱など、畑の資材として活用している。